「ロアノーク島植民地集団失踪事件」に科学のメスが入った

16世紀、とある奇妙な集団失踪事件が北米大陸で起きていた。
当時、北米大陸にはイギリスからの入植が行われていたのだが、スペインとの戦争が勃発したため、帰国の途についた人たちも多かった。1585年、ノースカロライナ沖に浮かぶロアノーク島には100人程度の人々が暮らしていたのだが、2年後には戦争のため一部の入植者が一旦イギリスに帰国することとなった。
およそ3年後の1590年8月、島に戻ってきた人々が目の当たりにしたのは無人になった入植地と、浜辺に残された「CROATOAN」と刻まれた柱だけだった。柱は防御柵の一部であり、一時帰国した人々がいた時には無かったものだ・・・(この続きはこちらから)

