火星に気候変動を起こし環境破壊したのは「エイリアン」だった!?
地球に一番近い惑星である火星。かつては水があり生命も存在していたと考えられており、現在も生命の痕跡ないしは原始的な生命体の捜索がミッションとして行われている。
だが、現在の火星はどうしてここまで不毛の大地になってしまったのか。実はかつて火星に生息していた生命体が大規模な気候変動を引き起こし、気温が急激に低下して全ての生命が死滅していた可能性があることが最新の研究で明らかになった。
この説はNature Astronomyに掲載された気候モデル研究に従っている。ここでは火星が現在の地球と似た大気を持っていた数十億年前に火星に住む微生物をシミュレートしたものだ。地球で生命が繁栄し始めた一方で火星の生命が死滅した理由は、2つの惑星のガス組成と、太陽からの距離の違いにあることがわかったという・・・(つづく)