【都市伝説】「痩せる薬」(5)
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Yさんは部屋で待つ事にした。しかし、いくら待ってもOさんは風呂から出てこなかった。1時間、2時間と待っても出てこない。さすがにおかしいと思い、Yさんは再び風呂にいるOさんに声をかけた。
だが、返事はなかった。Yさんは不安になった。もしかしたら倒れているのではないかと思った。
「入るよ!」
そう声をかけて風呂場の扉を開けた。風呂場には湯気がもうもうと立ちこめていて、扉をあけると共にもの凄い量の湯気が外に逃げていった。
Oさんは湯船に突っ伏すような恰好でそこいた。湯船はボコボコと泡立っていて、触れてみると凄まじい熱さで人が入れるような温度ではなかった。
蛇口から湯船に水が注がれていたが、湯の温度を下げるほどの量ではないようだった。Yさんは台所に取って返し、ゴム手袋を掴むと、それをはめた手でOさんを湯船から引き上げようとした。
上半身をひっぱりあげた瞬間、Oさんは信じられないものを目にし、絶叫した・・・(この続きはこちらから)
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