「小学校で出会った不思議な少年」
讃岐の白狐です。今回も記憶に甦った不思議な出来事を投稿させていただきます。
私は25歳の頃から15年間ほど 香川県のプロの劇団と共に全国の小学校や中学校を巡って 当時児童演劇界ではタブーとされた
原爆を扱った演劇公演を担当していました。
時には文化庁の依頼で何の娯楽施設も無い山間部にある過疎地の小学校を巡ったりして、個人的には刺激的な心があらわれるような旅巡業の日々を過ごしていました。
アトラスラジオのリスナーの方の中にもしかすると御覧になった方もいらっしゃるかもしれません。公演名は「ぴっちゃか ぽっちゃか物語」と「オトトとチコの海」の2作品がメインでした。
体育館の狭い舞台にセットを組み、舞台から3m程離れた両サイドに巨大な脚立を立て、その脚立の上部に加工した鉄骨に照明器材を設置し、その脚立の内部で私はオペレートを行っていました。
体験した小学校が何処の小学校だったのか地名はどうしても思い出せませんが、その日も登校してくる小学生と共にトラックを校庭に乗り入れ、興奮した子供達に囲まれながら 体育館に器材関係を搬入し、給食後の午後の公演に向けて設営と簡単なリハーサルを終えました…(続く)