日本の治安を大きく揺るがした未解決事件「八王子スーパー強盗殺人事件」
1995年7月30日夜間、八王子のスーパー「ナンペイ」に勤めるパート従業員の女性と待ち合わせをしていた知人男性が同乗者と共にスーパーの駐車場に到着した。しかし、いくら待っても店舗から出てこない女性を不審に思った男性が、2人でスーパー2階にある事務所へ行ってみると、そこにはパート従業員の女性とアルバイトの女子高生2人、計3人が死亡しているのを発見した。
世に言う「八王子スーパー強盗殺人事件」である。
アルバイトの2人は背中合わせの状態で粘着テープで手や口をふさがれており、いずれも頭部に1発ずつ銃弾が撃ち込まれていた。一方のパート女性はよりひどいもので、腹部に刺し傷があり2発も撃たれていた…(続く)