珍品発見!!武家屋敷の屋根裏部屋から見つかった「龍馬のおまると人糞」
1991年(平成3年)、徳島県美馬市の武家屋敷「鎌村熊太邸」にて屋根裏の改修が行なわれた際、その一角に奇妙な物品があるのが発見された。
鎌村家の伝えによると、幕末のある時「才谷」と名乗る土佐の郷士がこの屋根裏に滞在していたと語り継がれており、のちの調査でこの人物が坂本龍馬であることが判明。
文久2年の2月半ばから下旬、龍馬が脱藩する1ヶ月ほど前のこと。彼は土佐勤王党の盟主である武市半平太の命を受けて、長州・関西の諸藩の情勢を探っている旅から帰る途中、鎌村家に立ち寄ったという。鎌村家は、徳島藩の筆頭家老稲田家の山奉行・漢方医であったという。龍馬は讃岐琴平の勤王家・美馬君田(くんでん)から鎌村熊太を紹介する状を受け取り、訪れた…(続く)