家畜が惨殺される怪現象「キャトル・ミューティレーション」事件
キャトル・ミューティエーションは、家畜(主に牛)が異様な形で虐殺される事件あるいは現象のことである。1960年代終わりごろからアメリカ国内各地で報告が相次ぎ、その後は世界各地でも同様の事例が報告されている不可解な事件だ。
例えば昨夜ピンピンしていた家畜が翌朝に無惨な死体で発見されるというものがある。特筆すべきはその死体の状態であり、切り傷がまるで外科手術を思わせるような鮮やかさ、体の一部が切断もしくはえぐり取られており、何より体内から血液がほぼ無くなっているというような有様であるという。
現場には、何者かが侵入した形跡や犯人の手がかりといった痕跡がなく、その一方で現場付近では、UFOの目撃が多く報告されているのも特徴だ。このために、キャトル・ミューティレーションは、宇宙人による仕業ではないかとの説が波及することとなった…(続く)