【ゆめこの怖い実話】目的地に行ってくれないタクシー
![](/images/clear.gif)
亜里沙さんは新宿から私鉄で30分ほどの場所に住んでいる。その日は土曜日だったが休日出勤、しかし翌日は日曜日の完全休日だったので同僚と遅くまで飲み、終電で帰ることになった。
亜里沙さんの家の最寄り駅には普段からタクシーの数が少なく、さらに深夜近くなるとタクシー待ちの列ができていることが多い。今日も覚悟して駅前にいくと、その日は珍しくタクシー待ちの列がない。中年の女性が1人立っているだけだ。
ホッとして、タクシー乗り場へ向かおうとすると、階段をかけおりてくる足音が聞こえ、亜里沙さんを追い越して会社員風の男が中年女性の後ろに並んだ。
呆気にとられると同時に少々ムカついたが、まあ二人だけだしそんなに待たずにすぐタクシーに乗れるだろうと思い、亜里沙さんは男の後ろに並んだ。程なく一台のタクシーがやって来て中年女性を運んでいった・・・(この続きはこちらから)
![](/images/clear.gif)
![](/images/clear.gif)