山中に封印された怪物「姦姦蛇螺」は存在する?!
![](/images/clear.gif)
姦姦蛇螺(かんかんだら)は、2009年ごろネット上に投稿された怪異譚、及びその中に登場する怪異的存在の名前である。
生離蛇螺(なりだら)、生離唾螺(なりじゃら)とも俗称されるという。6本の腕を持つ巫女姿の上半身に蛇の姿をした下半身という異形の存在であり、とある山中の区画に封印される形で放たれている。封印を害した者には危害を与え、その下半身を見た者は呪われ決して助からないという。
昔、人を食う大蛇が村で暴れており、村人たちが霊能力を持つ一族に助けを求めると、最も能力の強い巫女が退治に遣わされた。しかし激戦の中で下半身を食われた巫女は、あろうことか家族や村人から「生贄」と扱われることとなり、両腕を切り落とされた末に蛇に飲まれた。しかし大蛇が去ったのち、巫女の家族そして村中の人々が次々に死に、生き延びた村人たちは巫女の怨念だと恐れあらゆる呪法を尽くして封じ込めることに成功したという…(続く)
![](/images/clear.gif)
![](/images/clear.gif)