中国沿岸警備隊、軍事用レーザーでフィリピン巡視船を「故意に」目潰し
ここ数日、アメリカを騒がせている謎の白い気球。正体は中国の高高度監視気球である可能性がきわめて高いとされているが、現在正体については調査中だという。その後も北米大陸の各地で存在が確認され、いずれも米軍の戦闘機によって迎撃されている。
だが、中国による奇妙な動きはこれだけではなかったようだ。
先日、フィリピン政府は中国の沿岸警備隊がフィリピンの巡視船マラパスクアに軍事用の強力な緑色のレーザーを2回照射し、一時的にブリッジにいた乗組員の何人かの視力を失わせたと発表。
さらに中国側の船は、フィリピンの巡視船BRP Malapascuaが南シナ海の紛争地域にある岩礁、Second Thomas Shoalに接近するのを阻止しようと、450ft以内に接近する危険な操船を行ったという。フィリピン政府筋によると、2月6日に発生したこの衝突はマニラの主権に対する「あからさまな」侵害であったとしている…(続く)