毒を盛られ銃で撃たれても死ななかった怪僧「ラスプーチン」の素顔とは?
![](/images/clear.gif)
グリゴリー・ラスプーチンは、19世紀後半から20世紀初頭にかけて存在していた自称祈祷僧である。
当時のロシア帝国ロマノフ王朝を影で操っていたと言われる怪僧として知られ、その異様とも言える迫力ある風貌も相まって数々の逸話を残し、現在に至るまでも多くの作品にモチーフとして描かれている。
1869年にシベリア・ポクロフスコエ村の農民の子としてラスプーチンは産まれた。もともと素行の悪い不良少年であった彼も、結婚した後は子どもにも恵まれ落ち着いたようであるが、ある時宗教に目覚めて巡礼の旅に出ることとなった。数年後に村へ帰ってきた彼は農民を中心とした小集団を形成し、この頃から病人をヒーリングで治癒するなど能力者としてのカリスマを有していたようである…(続く)
![](/images/clear.gif)
![](/images/clear.gif)