陽のあたる介護・・・そして約束の場所へ

誰かの為に何かの為に生きる事が本当の幸せなのかもと感じる今日この頃・・・やはりいつも誰かの笑顔を見続けたいからだと・・・

ゴールデンウイーク明けと夜勤明け

2020-05-07 10:13:06 | 日記

この数日間・・・久しぶりに「夜勤明け」という感覚を味わいました。 その中で感じたものが「コロナウィルスにかかわっている医療従事者さんたちの夜明けはいつ明けるのだろう」と考え、現場の状況を思い浮かべてしまう。

 

いつもと違うゴールデンウイークでしょうけれど・・・変わらず咲き出す「桜」にやはり学ぶことは沢山あります。

歌や映画のセリフにあったように・・・「散るからこそ美しい」とか「散る桜・・・残る桜も散る桜」とか。

 

桜には「散る」というイメージが多いのかも知れませんね。

花びらが残っていてもいなくても「桜は桜」であり・・・・そんな光景は人の感情や人間模様にも同じような感覚あるのでしょうね。

 

明け方に見えた「朝日・・・・」 どれだけこの陽に助けられているのでしょう・・・。

そして。。。陽のような笑顔に・・・・僕はいつも救われている・・・。

「笑いは免疫力」をあげてくれます。

 

どんな状況でもいつか必ず終わりが来る・・・・。一人一人の行動で・・・小さなつながりで・・・・乗り越えていきましょう。

皆さん・・・読んでくださって本当にありがとうございます。

 


あまりいないですよ

2020-05-06 19:35:55 | 日記

「あまりいないですよ」ってよく言われます(笑)

施設長自ら早番  施設長自ら夜勤パートナー(初めてや久しぶりに夜勤する人と一緒に施設にいる)施設長自ら看取りで夜中の見送りや葬儀参加とかって・・・・今まで何十回と言われただろうか・・・・・

ご家族からも「そんな施設長さんはいらっしゃらない」と言われたこともありましたが・・・・施設長って「えらい」わけじゃないですよね(笑)?

 

施設で行われる法律に引っかからない業務以外はある程度「把握」と「基本的業務」はできなければと思っていていつも覚えていたのですけれど・・・・今夜も「夜勤パートナー」でいるのですが・・・・僕の学んだ施設長さんは自ら葬儀に参加したり夜中に看取りの人のために時間かけて施設に来ていたので、「当たり前」の行動と思っていたのですが・・・なぜ褒められるのかがいまだにわかっていない僕はきっと「バカ」なんでしょうね(笑)

他の施設長さんって一体どんなお仕事されているのでしょうかね?ご存じの方いましたら是非教えてください。

会社のピラミッドでいくと・・・・施設長や経営者は「一番下」で一番上は「職員」なんじゃないでしょうかね。

あれ「入居者」じゃないの?って思う方沢山いるかもしれませんが・・・・「守る人」がいなければ「守りたくても守れない」・・・一人の力には限界があるから「誰かに助けてもらわなければならない」

その助けてくれているのが「職員さん」たちなわけだから。

いま自然の力と法律のもとに「職をやむを得ず失っている」方々が沢山いる・・・・

あっという間に・・・・今まで積み重ねてきた汗水ながして創り上げた努力の結晶が「一言」で失う悲しみ・・・・。

 

何が「幸せ」ですか?   何が「不幸せ」ですか?     

目の前の人たちが・・・手を差し出して助けてと言っているのだから・・・・人を守るのに・・・法律やルールが必要なのでしょうか・・・・・・

お金で苦しんでいる人や苦難や不安を解決できることが沢山あるのなら・・・・生まれて初めてこう思いました。

 

「大金持ちになりたい」って。      

 


悪い癖からの嬉しい言葉

2020-05-06 06:50:25 | 日記

昔から僕には「悪い癖」があるんです。

「無理」をするんです(笑)プライベートでも仕事でも「悪い癖」を出してしまうんですよ。

「誰かを助けたくて」という感情が強すぎるのかもしれませんね。 「良い人」に見られたいとかじゃないのですけれど・・・・とっさに体が動いてしまうんです。 そういえば過去に「子供」と「子犬」が原因でこのとっさに体が動いてしまうことで2度ほど車にひかれそうになりましたね(笑)

仕事に関しては本当に望んで「過酷な業務」や「嫌がる業務」をやっていた自分がいて「それで誰かが余裕や時間が作れて笑顔で何かができればと」という単純な思いでず~っと・・・・でしたね。

誰かのミスをミスと感じさせないようそのミスを成功に仕上げることもたくさんありましたが・・・・それが逆効果だったんだな~ってのが未熟な僕は数か月前から気づきましてね(笑)

ある方に「期待は人を裏切る」という言葉を頂いた時期もありましたが・・・単純に「笑顔が見たかった」というものでしたが・・・・それも終わりにしないとなと思いまして荷物を少しずつおろし初めております。

「やってくれるのが当たり前」という考えをもつ人もいれば・・・気づこうとしない人もいれば・・・気づいていても次の行動を起こせない人や・・・見て見ぬふりをしている人や・・・・僕のやってきたことは「良いことでも正義でも正しいことでもない事」でもありません。 

なんとなくわかったのが・・・・僕は「時代についていけない古い人間」なのでしょうねきっと(笑)

アナログ・礼儀・おもいやり・気遣い・率先・リーダーシップ・向上・情熱・義理・人情・忍耐・・・・・そんな世界で育った人間ですけど・・・・・僕はこんな僕が好きになってます。

病院に行くたびに「落ち込んで」帰ってきた時期もありましたが今は全てを受け入れられたようです。もしかしたら・・・・強くなれたのかもしれませんね・・・・漫画みたいな言葉を引用させてもらえれば「最終形態に覚醒しはじめている(笑)」

 

だからこころの底から、言いたいのです。 出会えた皆さんに・・・縁に・・・感謝をしたい。

 

 


生きてきた環境・育った環境

2020-05-04 07:41:52 | 日記

この仕事をさせていただいていると「ひとりひとり」に「時代背景と生きてきた、育った環境」というものが会話や普段の言動から見えてくることがあります。

そこに「性格」という感情が結びつけ「その人らしさ」という「架空人物像」を脳で「映像化」にして、そこに「背景」と「時空」を張り合はせて僕は支援に役立てております。

 

全てに当てはまるものではないのでご理解くださいね。

いろいろな人物とかかわらさせていただくと・・・あるところに最近たどり着きました。

まあ~昔からある言葉なんですけどね。

その言葉は三つで今頃気づいた僕はまだまだ未熟ですけれどね。

戦国の3人の大物の言葉。。。「ホトトギス」といえば皆さんご存じですよね。

 

鳴かぬなら・・・・「①鳴くまで待とう」「②鳴かせて見せよう」「③殺してしまえ」

 

③以外は介護支援でも大切な思考だと感じますね。 

自分を変えるか・・・・周囲をかえるか・・・自分の都合なのか・・・以前もお話ししたかもしれませんが・・・「裕福で自分の言うことがすべて受け入れられて育った人物」と「貧しくても助け合いながら笑顔で育てられた人物」との価値観、思考、おもいやり、優しさ等には違いがあるのではと。

相手に言った「罵声」とか「クレーム」とかって「私が言わなければ誰がいうの?」とか自分自身の「正義」という言葉に置き換えることで「自分が正しい」他が「間違っている」という考えの中の選択肢から「経験」「味わって気づかないうちに培われている自分優先の欲望癖」が無意識にでる。

僕が一言言わせてもらえるのであれば・・・僕も含めて・・・よくもわるくも自分の身に戻ってくるということ。

 

「守るもの」って・・・皆さんのこころにはありますよね・・・プライドですか?・・それとも・・・欲ですか・・・・それとも・・・・・・。


続・親と愛犬との介護日誌

2020-05-03 08:40:50 | 日記

今朝、母親は申し訳なさそうに「ビールがなくなった」と話してきたんです。

生前おやじはよく「母さんには苦労かけたんだ。だから好きなビールだけは取ったら何も楽しみがなくなるから好きなだけビールは我慢させたくないんだ」

 

だから親父が死んだあとは、その「意志」を継いで毎日飲んでもらってます。昔のような量を飲まなくなったのもわかっていますし本人も「昔のように飲めなくなった」と・・・。現実の「350ml」が空いてはいるが半分残されラップでふたをしてあるビールがたまに冷蔵庫に入っています。

僕が幼いころ酔っている母親がとても嫌いでしたが、今は飲みながら親父と昔話をしていた映像しか浮かばないんです。

そして今は・・・・親父の部屋の窓から親父の昔の写真を見ながら飲んでいます。これが習慣になっています。

 

この状況で「もしビールが体によくなく死を早めるかもしれない」と思っていても・・・・現実の姿・光景、状況、心境を見ている僕には選択肢は一つしかありません。

残された人生・・・・好きなように生きたらいい・・・・あなたは・・・・・あなだから・・・・。


一度荷物をおろしてみよう

2020-05-02 12:34:20 | 日記

いろいろな事(もの・やらなけやならない事・思考など)自分の本来ある姿ではないものが外見及び内面にあり背負ったりしているのであれば一度そのものをおろしてみてはどうかなと・・・僕自身は数か月前から「おろしはじめ」ていまして、そうすると・・・なぜか次に「背負う」ものがきちんと表れ始めて、その新たな背負うものが「自分が望んだ・欲しかった・必要だった」ものだったりと・・・僕はそれを「夢のかけら」と今はよんでいます。

 

僕が、持っていた背負っていた「荷物」をおろしたとしても、それでさほど困る人がいないとか、意外とやればできるじゃ~んみたいな感じで周囲が動いている光景を見ると、次に待っている僕のステージがやはり向こうから近づいてきてくれたりするんですね。

恩師に言われた言葉があります「今があるのは自分を信じてきたからだよ」と。

 

この世の中、どんな状況でも苦楽を共にしてきた利一番長くそばで励ましてくれたり一緒にいてくれたのは「自分」・・・自ら言うのもおかしな話ではありますが過酷な勤務や生死を分けた人生を今は「良く乗り越えたね」って・・・今度はその「自分」を大切にしてやろうかな・・・と思いました。

 

自分の本当の姿を見せることが、「弱さ」という概念で思っていたのかもしれませんね数年前までは。いま僕の目の前にある夢中になれるものは全て「僕の昔からの夢とやりたかったこと」

尾崎豊さんの歌をお借りするのであれば・・・・・「僕が僕であるために・・・立ち続けなければならない」

ここから人生最期のスタート地点・・・・どんなことにも負けるわけにはいきません・・・それがたとえ「病魔」だとしても。

 

今年の初秋に・・・介護福祉、そして認知症の方々へ捧げたい思いをシンガーソングライターとのコラボで現在CⅮを制作中・・・この曲と思いが皆様のもとと・・・こころに届いてくれたらと・・・。

 

詳しくはまた、どこかでお知らせいたします。

 


ありがとう

2020-05-01 11:37:43 | 日記

いつも月初めになると、施設の介護ステーションカウンターにいつのまにか「季節を感じさせる小さな空間」ができていたんです。

気づいたら数か月も前からなんですけれど・・・それがまた「かわいい」んですけれど・・・・介護に必要な「季節感を取り入れた自然の視覚効果支援」

 

ただ・・・最初はだれがやっているのかわからなくてね~

でも「その小さな空間」を作り始めていた職員がわかりましてね~。

 

自分がやっているんです!!なんて一言も言わず、楽しそうに笑顔で月初めの「早朝」に作っていたようですね。

 

目立つことを選ばない「その職員」さん・・・・そういう行動は間違いなく見ている人がいます。

人が見ていないだろうと思う空間での言動が・・・その人の本来あるべき姿・・・もしくは「そうありたいと願いながらの姿」だと僕は思っています。

 

そんな人らしい言動・・・・・僕は好きですね。

ありがとう


ゆびきり

2020-04-30 12:15:39 | 日記

だれでも耳にしたことのある言葉「ゆびきり」

昔、幼い記憶がよみがえります。

友達と・・・・親と・・・・そして・・・恋人と・・・・。

おたがいの思いを形にした人としての「信じあいたい」「信じている」というメッセージが込められているおまじないのひとつ「ゆびきり」

 

僕は誰かとこころから「約束」をしたことが沢山あります。なんとか「叶えよう」と「守ろう」と何度も何度も自分を犠牲にしてきた時代もありました。

なぜ・・・そこまでの事を・・・?

と聞かれたこともありましたが、単純に「相手の笑顔が見たかった」というものだけでした。見返りや何かを期待したわけでもなく・・・・ただ相手の笑顔が見たかった・・・・

それが僕のこころを穏やかにしてくれる唯一の方法だったのかもしれません。

時は流れていきます・・・・けれど・・・昔も今も・・・僕は何も変わってはいないようです。

だから・・・もしかしたら・・・遥か昔に誰かと「ゆびきり」した、いくつかの「約束」を、かなえようとしているのかな~なんて最近そう思う瞬間があります。

 

いつか・・・・届くといいな・・・・・

約束しよう・・・・また逢えるから・・・誰でもない・・あなたは・・・あなただから・・・・。

 

 

 

 

 


続・親と愛犬との介護日誌

2020-04-29 07:56:45 | 日記

昨日の早朝・・・・母親が亡くなった親父の夢を見て「親父を叫んで」眼を覚ましたらしい・・・・・・

内容はこうである

 

「道路で膝を抱えて手で顔を覆いながら泣いていて、いつも着ていた白いジャンパーきてたのよ。なんで夢に出てきたんだろう・・・寂しいのかな・・・」

 

僕もなんだか気になり始めましたが母親はやはり気にしている様子・・・写真に話しかけている。

 

第三者がみれば「ぼけて独り言を言っているパジャマ姿の髪が乱れているぼけた認知症の人」と見られてしまうかもしれませんが・・・

同じ経験された方ご高齢の方なら同じ思いを一度はしているのではないでしょうか・・・。

 

ぼけたおばあさん、認知症である前に・・・母親は人であり・・・夫を亡くしたおばあさんであり・・・・突然亡くなったご主人が夢で泣いていたことを気にしている親父の妻であり・・・・・。

話しかけられるのは間違いなく生前の姿をしている写真につぶやくのは・・・「独り言」ではない・・・。

 

 

 

 


医療従事者及び関係者の皆様へ

2020-04-27 06:03:41 | 日記

「感染」という隣り合わせの状況の中、目の前にある不安や苦しんでいる人たちのために戦い続けている姿やお話を様々な分野の人から耳にしております。

 

「崩壊」「限界」「死」という言葉が目の前をよぎる毎日・・・・

本当に皆様のおかげで今もこうしていられます。感謝の言葉しか浮かびません

見えない部分でどのようなことが起きているのか・・・それは経験した人にしかわかりません。

 

以前「ノロウィルス」で目の前にいる高齢者や職員たちが倒れていく姿を経験しました。あの経験で学んだこと・・・・

 

「死なせたくない」「助けたい」でした。

 

今度生まれ変わったら「医師の資格を持った介護職員」として貢献していきますので、来世の医療従事者、関係者様、その時はよろしくお願いしますね