数年前から胃ろうで過ごしてきた滝川に住む祖母が昨日の3時に亡くなったと連絡があった。母親の母親である。数えで100歳・・・・・・大往生である。
母親にその話をすると・・・やはり・・・表情が曇った・・・・親父がボソっと・・・「次はオレだ・・・」とつぶやいていた。
母親だけをつれて滝川へ・・・・・片道4時間の道のり・・・・独り言のように・・・過去の話をつぶやいている・・・
身内は・・・娘3名のみ・・・・合計年齢が226歳。
親父のこともあるため、僕は祖母に手を合わせ昔の話をし御礼とお願いをして帰って来た。
帰り際、母親の声で「かあさん~目をあけな・・・起きて~」と聴こえてくる・・・・僕の前で我慢してたようだ。
帰り道・・・・・車の中で祖母との思い出を思い浮かべていた。
一言だけ・・・・大きな声で自慢したいことがある・・・・・・。
祖母の作る「卵焼き」・・・・本当に美味しい・・・何かがあるのかわからないけれども・・・本当に美味しい。いままで沢山の卵焼きをたべた。。。時にプロが作る卵焼き・・・・・本当に有名な和食店の卵焼きを食べてきたが・・・・・祖母の味を超える卵焼きにはめぐり合えていない。
この先もめぐり合うことはないだろう・・・・身内とかのひいき目ではなく・・・・本当になまらおいしいんですよ(笑)
今日は告別式で・・・今頃・・・空に・・・・漂って・・・・・祖父がいる場所へと・・・・・。
「あきちゃんありがとう」・・・・これが僕が聞いた最後の祖母の言葉・・・・・・こちらこそありがとう。
あなたの孫でしあわせでした。 合掌