陽のあたる介護・・・そして約束の場所へ

誰かの為に何かの為に生きる事が本当の幸せなのかもと感じる今日この頃・・・やはりいつも誰かの笑顔を見続けたいからだと・・・

独り言・・・・

2018-09-18 06:22:38 | 日記

昨日も同じ時間に・・・・同じ場所から・・・・空を見てました

雲ひとつない・・・・青空です

 

昨日の朝と違うのは・・・・・・

〇〇さんの容態が・・・明らかに変わりました・・・・・

この仕事を数十年してきた・・・・・何十人も目の前でお別れをしてきた・・・・医者ではありませんが・・・・この先のことは少しだけわかります・・・・感じます・・・・・。

 

96年という人生・・・・・長生きだねと言う人は多いかもしれませんが・・・・・96年生かされてきた意味が・・いま・・・この瞬間・・ここにあると思います・・・・・

〇〇さんが命がけで伝えようとしている永遠の1秒を・・・・・大切に・・・・したいです


老人ホーム施設長逮捕

2018-09-17 20:05:10 | 日記

今夜も・・・・会社に泊まります・・・・〇〇さんの今の状態と夜勤者のことを考えると・・・。

ニュースでタイトルの通り「老人ホーム施設長逮捕」・・・・。

内容はともかく・・・・いま・・・逮捕された施設長さんは何を思っているのでしょうか・・・・・。詳しい考えや状況や思いはわからないので、軽はずみの言葉は控えさせていただきますが・・・・誰のことを一番に考え・・・何を守ろうとしてたんでしょうね・・・どちらにしても複雑で心が痛むものです・・・。

 

介護・・・・・今は本当に世の中で「大切で重要」な職種だと感じております。色々な場所で色々なことが起きているのかもしれませんが・・・・・色々な場所や色々なところでは笑顔があふれている場所もあるはずです。

 

北海道胆振東部地震でボランティアを募集かけていますね・・・・そのボランティアの中に「介護職」の方がいまして・・・・「自分の仕事で役立つことをしてあげたい」と話されておりました。

 

目の前に・・・・困って・・・手を差し伸べている・・・哀しき眼を見たとき・・・・あなたは・・・何を感じますか?

そして・・・・・何をするのでしょうか・・・・・

 

 


深夜の地震・・・・

2018-09-17 03:11:29 | 日記

〇〇さんの居室で過ごしていると・・・・白老に地震発生・・・・。

テレビをつける・・・・震度4~厚真や札幌の一部・・・・震度3~苫小牧や登別・・・。

このタイミングで会社にいるのもまた不思議な感じがした。家に電話したが出ないから親は寝ていると信じたい。

まだ続くのかと・・・・自然には逆らえないのは承知だが・・・・・・

本当に大切なものを守りたいから・・・

逆らえないのは承知だが・・・・・・それでも・・・立ち向いたい・・・本当に大切なものを守りたいから・・・

 


心の声・・・・

2018-09-17 02:14:11 | 日記

夜勤者からの電話連絡・・・・・いま会社におります。

ある方のお別れのときが・・・すこしずつ近づいてきたようです・・・・。

呼吸も少しずつ変化が見られ血圧も変動あり・・・・。

「いま〇〇さんには何が見えて何処にいるんでしょうね?」と・・・・声をかけてみた・・・・・眼が開き左右を見ていたり腕が動いたり・・・そしてまた目を閉じられた。

ふと・・・「僕が逆の立場なら・・・・何を見たくて・・・何処に行くのだろう」とふと考えた・・・

僕の心の声の・・行く先は・・・すぐに決まっていた・・・

と・・・考えると・・・・〇〇さんも決まっていたのだろうか・・・

そんな事を考え伝えながら・・・今夜は秋の夜長を一緒に過ごそうと・・・・思ってます。

では・・・また〇〇さんのお部屋へ行ってきます

 


笑顔~レンズの向こう側~

2018-09-16 14:27:03 | 日記

笑顔・・・・その人の心をそのまま・・・その瞬間を・・・映し出す・・そして・・・そのレンズの向こう側・・・。

映される側も・・・映す側も・・・そこにはお互いを繋ぐ見えない糸がある・・・・その糸の色や素材や・・絡み合いかたは・・・お互いの関係性と・・・信頼性・・・そして・・・愛情・・・や・・・さまざまである。

笑顔・・・・そのレンズの向こう側の相手に見せる瞬間の笑顔・・・・・知らず知らずに・・・本当の心が映されている・・・。

作り笑いと・・・・心が映し出す笑顔・・・・の違い・・・。

 

笑顔が繋ぐ・・・いくつもの・・・お互いを繋ぐ見えない糸・・・・・

レンズの向こう側の存在で・・・・さまざまな色と思いに染まり・・・・心とともに・・・映し出される・・・・。

それが・・・本当の・・・求めていた大切な笑顔なのかもしれませんね・・・・。

 

 


何が見えているの・・・?看護師さん・・・。

2018-09-16 12:24:18 | 日記

医療・介護業界にいる方ならご存知な方、多いかもしれませんね・・・このタイトルが・・・。

実際・・・・いま・・・自分が見ている人や・・・物事や・・・出来事や・・・・

その時・・・何が見えていますか?                                                        

その時・・・何を感じていますか?

その時・・・何がおきていますか?

心の叫び・・・・と心の独り言・・・・きっと・・・・一人ひとりの捉え方で・・聴こえたり・・・周囲の雑音に消されたり・・・・。

僕は・・・たまに自分自身で「孤独感」を感じることがあります。僕自身「孤独」が嫌いなわけではなにので時に「孤独」を求めることがあります。その孤独の中で僕の心の叫びと・・・心の独り言の中には無数の感情がシャボン玉のように飛んでいて・・・輝きにあわせて色を変え・・・大きさもさまざまで・・・触れたらすぐに壊れるときもあれば・・・・割れずに色々な場所まで飛んでいったり・・・・さまざまです。

もし・・・僕が・・・このタイトルの内容の中の人物であったら・・・・間違いなく僕は・・・這ってでも・・・その場から逃げるていと思います・・・。

きっと今の僕を知ってもらう方法ではなく・・・・その場所から逃げる方法をとるでしょう・・・・・。

だから・・・そんな僕をきっと・・・「言うことの聞かない暴れるおじさん」というレッテルが貼られてそんな目で見られてしまうんでしょうね・・・・・このタイトルの中の人物だとしたら。

 

色々な人や・・・物事・・・出来事に遭遇します・・・・時に・・・理解不能なことまで起きます・・・・

自分の色眼鏡から見るのではなく・・・・・

自分の心眼鏡で見てはどうでしょうか・・・・誰の目も気にしないで・・・。

 

 


出逢いと・・・別れ

2018-09-15 14:22:10 | 日記

生まれてから人は・・・・・色々な出逢いがあり・・・・色々な別れがある・・・・。

この仕事をしていると本当によく感じる・・・

僕は・・・・近いうちに・・・・ある方と・・・お別れになると今日確信しました。

もしかしたら・・・なんとか・・・と数日前から思ってはいましたが・・・・

その別れはきっと突然やってくるのでしょうね

いつも別れが近くなると・・・こう思います・・・「毎日・・幸せ感じていたのかな・・」とか色々と・・・。

 

いまは・・・・長い間本当にありがとう・・・・〇〇さん・・・・・・次もまた同じ空間で逢えたらいいねと・・・願っております・・。

寂しさが・・・・また波のように・・・・押し寄せてくる・・・

哀しさが・・・・また雨のように・・・・降り出してくる・・・・

いつも・・・別れはこんな感じだ・・・・・。

この悲しみからも・・・何度も何度も・・・色々な事を学んだ・・・・。

この仕事をしていると・・・本当によく感じる・・・

・・・・・・心の・・・温かさを・・・

 

 


震度3・・・白老

2018-09-09 23:18:20 | 日記

窓ガラスが揺れる音が先に感じた・・・・その後に少し大きな揺れが起きた・・・・

夜勤者から内線で問題はありませんと連絡・・・・・

 

館内を確認してきたがいまのところは異常なし・・・・。

6日の地震から・・・3日目・・・・・・・・・・外は少し冷たい風が吹いている・・・。

被災地の皆さん・・・・心は・・・一つです・・・がんばろう北海道!!!!


北海道胆振東部地震・・・白老

2018-09-09 18:53:56 | 日記

情報を元に、本日午前中にて緊急時に合わせ職員体制を解除いたしました。

自分の家のことをも省みず、施設に残ってくれた職員・・・長時間の勤務・・・助け合いからこのような形で体制を組めたこと・・・本当に一人ひとりの職員の支えがあったからこそ今の状態を維持できたんだと実感し感謝しております。

僕は今夜も施設に宿泊いたします。 

何事もない普通の毎日が今回の事でより一層幸せに感じます。

まだまだ不安要素はありますが改めて生かされている事に意味を感じます。

 

どんな状態でも・・・・・・・日はまた昇る・・・

どんなに苦しくても・・・・日はまた昇る・・・

どんなときでも・・・・・・・ひはまたのぼる・・・

 

皆さんの心に・・・・優しさという温かな陽射しが・・・この先もずっと照らされますように・・・・・


親と愛犬との介護日誌(最終回)

2018-09-09 01:29:56 | 日記

少なからず・・・自宅も今回の北海道地震の影響を受けた・・・。真夜中・・・大きな揺れのあとに停電になった。

僕が住んでいる2階は棚や家具が倒れて床が陶器やグラスが割れ破片が散らばった・・・

真っ暗の中・・・1階の親父達が心配で急いで起きたが・・案の定・・・素足であるいたから一瞬で痛みが走った。

 

急いで階段を下りたら母親が混乱・・・「何~・・・何なのこれ・・・」と散らばった雑貨や倒れた家具をみて常にウロウロしている・・・。奥の部屋から・・小さな声で「苦しい・・・苦しい・・」と親父の声・・・在宅酸素の機械はもちろん消えている・・。いつも酸素5リットル・・・・。携帯ボンベを使用したがあっという間にメモリが低下・・・このままだとあと10分くらいで酸素がなくなる・・・・親父の遺言は「自宅で死にたい・・・入院は絶対したくない」

けれど・・・救急車を呼んだ・・・・この状況で死なせるわけにはいかないと思った・・・運がよかっかったのか・・・理由を話し5分位で到着・・・・・・この時の酸素濃度が60を切っている・・・反応なし・・・チアノーゼ・・・目も開かず・・

「駄目か・・・」と思った・・・。

母親は先ほど以上に混乱・・・・・母親の混乱を収める余裕もなく「じいちゃん病院連れて行くから家で待っててな。後で必ず迎えに来るから」と伝えて母親1人と愛犬を残し病院へ行った。

その後は色々あり・・・よく覚えていない・・・。

あの日から母親は寝込んだ・・・。

本日・・・自宅の電気が通電されたので入院していた親父が退院・・・・あの状況からまた・・・少しだが復活したようだ・・地震の数日前に倒れて・・意識がなくなり・・訪問看護師から・・・「足が黒くなり始めていた・・・体温が33、6度まで低下」・・・。この状況でも人間は生き返るんだなと驚いていたが・・・今回も・・どうやらあの世から戻ってきてくれたようだ・・。まだ生かされている理由が何かあるんだろうと・・・僕は思っているし・・この生き様を息子の僕に身をもって見せてくれているんだなとも思う。

自宅に着き・・・その音でパジャマ姿の母親と愛犬が玄関からのぞいていた。親父の姿をみて手を振り・・・なんで親父が入院したのかも忘れていたようだが・・冷蔵庫で駄目なものはきちんと片付け部屋は綺麗に片付いていた。

 

数日間だが・・・離れ離れでいた老夫婦と愛犬1匹・・・・お互いを見て老夫婦2人の安心した笑顔と愛犬の喜びようを眺めていたが・・・その光景に自然と涙が出てきた・・・

親父をすぐベットへ横にして・・・「申し訳ないが俺が出来ることはここまでだから・・・これから会社へ行って来る・・・また停電になったら・・・すぐに助けてやれない・・・申し訳ない」と伝え家を離れた。

親父は間違いなく僕の言葉にうなずいてくれた・・・・母親は僕が会社へ行くことが心配でどうしようもないようだ・・・。

親は僕の性格をよく知っている・・・

親は僕の今の立場をよく知っている・・・

親はこんな僕を自慢の息子だと看護師や医師たちによく話してくれているようだ・・・・

親は地方からこの街に来て僕と一緒に暮らせて本当に幸せと話してくれた・・・・

 

 

まだ停電の知らせが無いことが唯一の安心・・・。

まだ地震の知らせが無いことが唯一の安心・・・。

本当に・・・・何が起きてもおかしくない毎日・・・・・・

 

親父達のことを書くのはこれで最後にしようとおもいました。この先どうなるかは全くわかりませんが・・・僕なりに2人には精一杯きちんと思いも伝えました。

あとは・・・・自然に逆らわず・・・・あるがままに・・・どうかこれを読んでくださったて方々・・・親父達と愛犬のことを忘れないでやってください。

「親と愛犬との介護日誌」はこれにて・・・・・終了。