陽のあたる介護・・・そして約束の場所へ

誰かの為に何かの為に生きる事が本当の幸せなのかもと感じる今日この頃・・・やはりいつも誰かの笑顔を見続けたいからだと・・・

人からまなんだもの(芸能人・著名人・業界人)

2019-05-30 07:50:14 | 日記

こんな話をするのはあまり無いのですが・・・昔からの仕事や環境で「縁」が繋いでくれたおかげで「ある意味別世界の感性」や「考え」や「雰囲気」から多くを学ぶことができました。

そのある一部のお話をさせて頂きます。

「倉本 聰」さんと初めてお逢いしたのが僕が18歳の頃です。卒業したてで働いて時の出来事で・・・冬のある日の夜のことでした。 倉本さんが打ち合わせか何かでホテルにきて、僕はホテルマンのベルボーイ・・・そしていきなり怒鳴られたんです「何で車にエンジンをかけておかないんだ!!」と・・・。最初は「意味も分からなかった」ので「何行ってんだこの親父!!」でしたね(笑)  けれど・・・・時間がたつとあの怒りの意味がきちんとした「理由」がありいま時間がたつにつれて「有り難い叱咤」と受入れることが素直にできる・・いわゆる「学ばせてもらえた」ということです。

 

「安部譲二」さんとのお逢いできたときのお話・・・・・小説家でありタレントであり・・・いさまざまな経験をされている方である意味「一言」と「笑顔」で僕を目覚めさせてくれた方なのかもしれません。はるか昔数分だけ一緒に居させていただいただけなのですからきっと覚えてらっしゃらないでしょうけど・・・今思うと僕の人生を変えてくれた一人なのかもしません。何を学ばせていただいたかと言うと・・・・「肩書きや昔話でのイメージを見事覆していた存在感」であり「一瞬で人をひきつける魅力」が凄かったです。

 

「松任谷由美」さん・・・誰もがご存知のシンガーソングライター。これは「偶然」が重なった本当に「奇跡」的な一瞬の出逢いで一瞬の学び・・・・エレベーターという狭い空間で数分間2人っきり・・・・いま思い出してもありがたい一言・・・

 

この続きはまた近いうちに(笑)

 

 


人からまなんだもの(介護編)

2019-05-29 11:03:44 | 日記

まだ元気なうちに入居されて徐々に衰えてくる・・・・そんな経験は施設にはよくあること。

ここに「身体の衰え」と「脳の衰え」と・・・・・・「こころの衰え」が必ずある。

 

僕は「こころの衰え」を「軽減」もしくは「向上」できる支援をずっとしてきている・・・。医者でもないし言語聴覚士等の特別な経験もないけれど・・・・・僕にはみなさんがが経験されたことのないことがある・・・・「僕の武器」である。

 

武器と言っても「相手を攻撃」ではなく「相手を守る」ための武器・・・・・僕の性格上・・・武器はあるのですが・・・自分を守る「盾」を持つことを嫌うタイプのため・・・・・少数ではありますが時に自分を盾になり助けてくれる職員がいる・・・。

話はずれましたが・・・・そんな様々な「衰え」が必ず訪れるのだから・・・少しでも訪れる前にその方の「自然な言動」をしることが・・・・「最悪の状況を防ぐ」支援方法のひとつですね。

 

人には必ずと言っていいくらい「思考」「言動」「習慣」「生き方」というものがありそれらに「癖」や「喜怒哀楽」「好き嫌い」「経験・未経験」「死」「宗教」などが何かしら心理へ影響をあたる。

 

喋られなくなってからでは・・・・その方の笑い声を聞くことはとても難しいことである。

記憶がうすれていくなかで・・・・自分達の存在に気づいてもらうことはとても難しいことである。

 

だから・・・・・今・・・学んでいただきたい・・・・。ちいさなことだとおもうかもしれませんが・・いまこの「瞬間」を学んでいただきたい・・・・・いまの「こころ」を・・・きちんと見つめてあげてください・・・・それが一番の学びの近道であり・・・答えであり・・・・心の声であり・・・・・・心の・・・・・叫びである・・・・。

 

 

 


人からまなんだもの(恩師)

2019-05-26 17:38:35 | 日記

恩師の言葉をよく深く考えます・・・・・それと同時に・・・「第三者の眼」と「本能の眼」と「無眼」・・・・。

 

「その人を超えたいのなら・・・まずは超えたい存在から教えをこうべき」

 

僕には「恩師」がたくさんいます・・・・・・・僕以外の存在は・・・・・僕の経験したことがないことをしているし・・・僕の知らないことを沢山知っている・・・・・。

「自眼心偽を我、真のうつしなり」


お詫び(介護殺人)

2019-05-25 08:35:54 | 日記

有料老人ホームでまた「悲劇」がおきました・・・・20代男性・・・殺人・・・。

 

言葉もなにもありません・・・・・全国の介護に「不安」や「不信感」、「怒り」をもたれた方々に「同じ同業者」として深く深くお詫び申し上げます。

 

一秒でも早く、「職員待遇」がよく「本来あるべき姿を追求し探求した介護支援」「自然とでる優しさと笑顔」「入居者・職員・会社」の逆三角形クリスタル経営に取り組んでいる小さな会社ではありますが・・・・いつか必ず・・・・「介護」という職種が皆さんがあこがれる・・・そして・・・素晴らしい仕事なんだと実感していただけるまで微力ながら実践していく所存ですので・・・・・どうかこれを読んでくださっている方々・・・・・「本気で頑張っている介護職員」や「施設」は沢山あります。一部の報道で「全てが同じ」と思わないで下さい。お願い致します。

 

亡くなられた入居者様のご冥福をお祈りいたします。そしてその「死」を無駄にしないよう・・・戦い続けていきますのでどうか・・・やすらかにお眠り下さい。     合掌

 


人からまなんだもの(老夫婦)

2019-05-21 07:40:32 | 日記

 

推定お2人とも80代後半・・・・・歩き方ご主人安定、奥様少しのふらつき見られた。天候は曇り・・・風が少し吹いている・・・時間は夕方・・・周辺は買い物客にて混雑している・・・場所はスーパーの駐車場。

 

腕を組みながら歩いている後姿・・・・・きっと片方が「若い方」ならば・・・きっと僕は「支援」という思考が生まれてくると思う・・・けれど・・・・これはあきらかに「仲良し夫婦」というか「恋人同士」というか・・・それとも「お互いの思いやり」というのか・・・・「支援」ではないんですよね眼に映る現実の光景が・・・・・。

 

この仕事を長く続けているとどうしても「高齢者」=「何か困っている」という未熟な考えが少なからずある・・・けれど・・・現実的にはこちらからのアクションが「不愉快」「ありがたいけれど迷惑」に感じられることも実は多々あると思う。

 

だからこそ・・・「さりげなく演出できる支援思考と行動力と演技力」というものが僕はこの業界では必要な支援方法のひとつだと感じます。

「人として」関わるという「信念」が僕にある以上・・・・・そこはごく当り前のように当り前のことを当たり前のように振舞えばいいのだろうと・・・・。

 

「高齢者」・・・だから・・・「矛盾」「わがまま」「暴言暴力」「無茶」が許されるという理解は僕にはじつはない・・・。

なぜなら・・・「見極め」をきちんとしていれば・・・それが「病気」からなのか・・・「性格」なのか・・・「個人的感情」なのか「寂しさ」「哀しさ」「苦しさ」なのか・・・色々と見えてくる・・・・。

 

高齢者は誰かがつけた「名称」であり・・・その前に人である・・・・・

認知症は誰かがつけた「名称」であり・・・その前に人である・・・・・

「優しさ」だけが「支援」なのもいいのかもしれませんが・・・・きちんと「理由」を見つけないと「依存」に変わりそこから「妬み」「嫉妬」・・・・ごく当り前の本人の感情が生まれてくる。

 

僕らは「医者」ではないので怪我や病気は治せませんが・・・・・「こころの寂しさや苦しさ」を理解しなおしてあげるlことが出来る素晴らしい仕事をしている・・・・

 

時に・・・病院では治せないものが・・・・・介護支援という最高な形で治すことも可能な仕事である。

介護をされている全ての方々に・・・・自信をもっていまの仕事を誇りに思うべき職種だと思います。

 

・・・タイミングが合い「老夫婦」と関わる瞬間がありました・・・・・

入り口にてお先にどうぞ・・・というアクションを言葉を使わず「手」と「笑顔」のジェスチャーで関わった。

老夫婦は・・・・・・何も言わず表情も笑顔に変わらず店のなかへ・・・・これもお互いの当り前の言動です。

 


人からまなんだもの(他会社)

2019-05-20 17:23:33 | 日記

色々な会社があります・・・・・色々な決まりこともあることも知っております・・・僕自身が人に対したり介護に対したり職員に対したりすることで何かを求めすぎていたからかもしれません・・・・・1人のこの先の人生を・・・・・たった一人の固定概念で・・・その方の人生を変えてしまうことがとれだけ「残酷」なことなのか・・・・当の本人はきっと自分が同じ立場になるまで気づかないのでしょう・・・・そんな「哀しく」も「残酷」な出来事に今日遭遇してしまいました・・・・・。

違う会社で業種も違いますが・・・・あまりにもマニュアル過ぎて機械のようでした・・・・会社名出したら「名誉毀損」で訴えられてしまうので伏せますが・・・・そんな会社が・・・・色々あるのですかね・・・。あるのが当然なんでしょうけれど・・・・ないと信じて生きたいです。

 

 

優しくしたり・・・人に手を差し出したり・・守ってあげる事に・・・「理由」とか「決まりごと」って・・・あるものなんですかね・・・

 

 

 

 

 


独り言

2019-05-19 14:15:55 | 日記

みなさん生きている間に「叶えたい夢」ってどのくらいありますかね~

歳を重ねるごとに失われていくものも多くなる中で・・・・どんな夢や願いを望んで・・いくつかなえたりしているのでしょうね。

 

自分の話でお伝えすると・・・・・

①この業界に入り「絶対施設長になる」という夢がいまの会社で叶いました。

②小さい頃からリングの上であこがれた人と戦いたいという夢が二年前くらいに叶いました。

・・・・・あげるときりがないので(笑)

②の話を少し独り言のように話させて頂きます。

実は、この年齢でボクシングのリングで同じような境遇で頑張っている尊敬していた人と戦うことができたんです。ご存知の方はいらっしゃるかもしれませんが「拳魂~ナックルソウル~」という大会があり、ジムに所属していたのでタイミングも合いその大きな舞台で試合ができました。男の子なものですから(笑) 数年間真剣にトレーニングしてきまして6キロの減量も乗り越えて憧れの舞台で憧れの人との対戦・・・・本当に嬉しかったのと夢って本当に努力し続けたら叶うんだということを実感できた出来事なんです。

結果は・・・・見事2ラウンドノックアウト負けでしてDVDを改めてみてみると結構頑張ってたのと結構打たれていたのがわかりまして・・・・悔しさとかより夢が叶ったほうが大きくて・・・・けれど・・・時間が立つと・・・やはり悔しさが生まれてくるものですね・・・・・けれど・・・・・負けから学べるものって・・・・勝手学ぶものより大きいものだなと本当に思えた出来事・・・・・

「成功」から学ぶことも多いでしょうけれど・・・・「失敗」から学ぶことのほうが僕は多かったのかもしれません。その結果・・・・今の僕があるということは・・・・・どんな結果でも「よし」ということ。

だから・・・・色々なことにチャレンジしてみると見えない何かと縁が出来たり、自分にプラスなものをくれる存在が現れてくると思っております。

 

あとどれくらい・・・・夢を叶えられるのだろう・・・・・・・・

 


人からまなんだもの(介護編)

2019-05-19 09:40:35 | 日記

ある方のお話を致します

 

「若年性アルツハイマー」を発症された女性入居者・・・・僕が始めてこの業界で約2年間ほとんどと言っていいほどマンツーマンに近いくらい支援させていただいた・・・・・その全ての言動が「学び」だった「結果」と「支援方法」の一部をこれからどこかで小出しにしてお伝えしていきます。

 

①「聞くは一時の恥・・・聞かざるは一生の恥」

この言葉をよく口にしておりました。・・・・いま思えば・・・・本人から「聞く」ことが一番の近道だったのに、あの頃の僕はそれに全く気づかないで試行錯誤しておりました。   どんな小さなことでもわからなければ「聞く」・・・・しったかぶりも良いのでしょうけど・・・・・恥ときづけばまだいいけれど・・・恥を恥と気づかなければ・・・これまた大変なことな訳で・・・。

結果・・・・聞かなかったことで言動が「問題行動」と理解してしまった。

 

②「中心はどこ・・・」

朝起きたら「これから帰りますと」とドアを壊してでも塀を乗り越えてでも施設から出て行こうとしておりました・・・・きっと・・・嫌だったんでしょうね・・・。その言動を抑えようと様々な言葉とさまざまな作り話で「薄っぺらいこころで変な優しさ」で支援していたわけですが・・・

結果・・・・全て「見透かされていた」ようです(笑)30代の若造のやることなんてお見通しな訳でその言動が「徘徊」と理解してしまった。中心がいつも「どこ」にするかで日々の支援方法や業務内容を変えることは「間違い」ではありません。

 

それが・・・・・支援という業務方法の1つです

 

 


人からまなんだもの(介護編)

2019-05-18 16:46:27 | 日記

「看取り」を終えるといつも同じことを思い浮かべます・・・・・。

 

「命をかけて見せてくださった言動や症状を必ず次へとつなげさせていただきます」と・・・・・。

 

昔・・・・まだ若かった頃・・・・・貧しくて・・・寂しくて・・・すぐ目の前にある慰めを「愛」だと思い・・・夢中になれるものを「夢」だと思い手に入れてしまう・・・・

だけど・・・やがて少しずつ大人になってゆき・・・初めて「本当の愛」や「本当にほしかったもの」に出会ったとき・・・人は・・・時に・・・そこから遠く離れてしまうことがある。

 

僕の好きな方の「メッセージ」です。

 

僕は・・・・最期に・・・・手を差し伸べてほしい・・・・「ありがとう」という言葉に「愛」をこめてくれたら・・・・「生きててよかった」と思えるだろうし・・・・「自分が生きてきたことに少なからず価値がある」という実感を・・・ぬくもりから感じたい・・・・。

 

哀しいけれど・・・僕の身体の一部が・・・・また悪化したようです・・・。

薬が増えたことが・・・やはり「ショック」であり・・・・「どこまで生きれるのかな・・・・」なんて最悪のことまで頭の中をよぎりながら・・・・仕事をしております。

 

「考えすぎで思い込みだったね~」と笑っていえたら楽なんですけどね(笑)

 

時に・・・人の「死」を見ると・・・・自分を重ねてしまう今日この頃・・・・・・病気は本当に「さまざまな欲望」をそいでくれる・・・・自分を素直に見つめなおせるいちばん良い学びなのかもしれませんね。

 


人からまなんだもの(夜勤~男と男の約束~)

2019-05-14 04:47:46 | 日記

 

久しぶりに「あけていく空」を見上げました。

昨夜の泊り・・・・急激な変化はみられなかったことで少し安心はしましたが・・・先ほどお部屋へ行ってきました。

少しだけ「呼吸」に変化も見られていまして対応しておりました。

「温かいタオル」で顔、手、足など優しく拭きはじめると右目が開きはじめたので声けに「頷き」もあり、このタイミングかなと感じ「男と男の約束」をしてきました。

握ってくれた手に「力」が込められてたこと・・・それは僕は「返事」として理解させていただきました。

 

きっとこの先、誰も知ることの無い「二人だけの男と男の約束」

 

中途半端な考えでこの仕事をするつもりは今も昔も変わりありません。

「薬」や「注射」「点滴」では治せないものがあるのなら・・・・あとは「こころ」しかないと僕は思っているので・・・・。

昨夜にかすれた声で上手く声をだすこともままならない状況での「世話かけたね・・・・・・」の言葉の奥にある意味・・・・。

 

昔に亡くなられた男性入居者さんの言葉をふと思い出しました。

 

「施設長さん・・・入院中・・・・今の医者は機械(タブレット)ばかり見て患者の目をみない・・・目を合わせずに下のものに指示をだしている。一言目をみて大丈夫といってくれればいい。歳だからなおらないのはもうわかっているから」

 

昨日の出来事の「怒り」が少しおさまった・・・・・というより・・・おさめられたのだと思う。

誰も・・・・・目も向けず・・・そむけ続けても・・・・・・僕だけは・・・・向き合い続ける・・・その悲しき目に・・・。

僕のそばには・・・・少なからず・・・・こんな僕の仕事を「理解」してくれる大切な人がいるから。