「年をとるのもいいものだな~」
と感じてもらえる世の中にしたいと強く願い祈っているのは職業柄でもあり・・・こころの本音でもある。
「時代が進歩して便利だな~」と感じるのも本音でもある。人間のこころはある意味自分の都合のよい感情を生み出す。
今朝、いつもと生活リズムのタイミングがずれたことが古き縁につながった。初めての経験でありこころが温まる出来事・・・・・
数秒違えば・・・その出来事には間違いなく遭遇はしなかったと思う。
数日前に、春を探そうと車で朝から出かけたときの話。
以前は重宝されていたものが、今は時代に流され粗末な原型に・・・・ゴミの散乱していた野原の片隅に咲いていた一輪の福寿草・・・・
静かな川辺に芽を出しはじめていたふきのとう・・・・電話機のついていないさび付いた電話ボックス・・・・
崩壊した建物の横で・・・・・・笑顔で話している老夫婦・・・・その目の前の農道を走るオープンカー・・・
まだ雪景色がある峠道・・・・・そこから見える景色を撮影している初老の男性・・・・・
湖周辺を木の枝をもちながら、ちょっとファンキーな格好で歩いている見た目70代の男性・・・・
小さな神社へつながる一本道についていた1人分の足跡・・・・
昔はそこに「幸せ」があったと思う廃屋と・・・・・その廃屋に書かれた今風の横文字の落書き・・・
そんな色々な姿を感じられた休日・・・・・最近記憶することが苦手になってきているので・・・・その景色は・・・
ここのとガラケーで写メをとり残してみた。
その写真に写っていた「電話ボックス」「崩壊した建物」「昔重宝されていたもの」「廃屋」は・・・・・・・
僕のこころと写メの映像には、輝いて見え・・・僕のこころと写メの中では・・・・主役だった