今回の内部研修で、ある職員が伝えたかったメッセージの一部を・・・少しでも多くの方に読んでもらいたく載せました。
手紙~親愛なる子供たちへ~
年老いた私が、ある日、今までと違っていたとしても、どうかそのままの私のことを理解して欲しい
私が服の上に食べ物をこぼしても、靴ひもを結び忘れても、あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい
あなたと話すとき、同じ話を何度も何度も繰り返しても、その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい
あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は、いつも同じでも私の心を平和にしてくれた
悲しい事ではないんだ、消え去ってゆくように見える私の心へと励ましのまなざしを向けて欲しい
・・・・中略・・・・
悲しい事ではないんだ、旅立ちの前の準備をしている私に祝福の祈りを捧げて欲しい
いずれ歯も弱り飲み込む事さえできなくなるかも知れない
足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったなら、あなたが、か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
よろめく私に、どうかあなたの手を握らせて欲しい
私の姿を見て悲しんだり、自分が無力と思わないで欲しい
あなたを抱きしめる力がないのをしるのは辛いことだけど、私を理解して支えてくれる心だけを持っていて欲しい
あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように・・・・・
私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい・・・
あなたがうまれてきてくれたことで、私が受けた多くの喜びと、あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい
私の子供たちへ・・・愛する子供たちへ・・・・・
何か感じてくだされば幸いです