陽のあたる介護・・・そして約束の場所へ

誰かの為に何かの為に生きる事が本当の幸せなのかもと感じる今日この頃・・・やはりいつも誰かの笑顔を見続けたいからだと・・・

勉強会で感動した話

2017-07-27 08:02:08 | 日記

今回の内部研修で、ある職員が伝えたかったメッセージの一部を・・・少しでも多くの方に読んでもらいたく載せました。

 

手紙~親愛なる子供たちへ~

年老いた私が、ある日、今までと違っていたとしても、どうかそのままの私のことを理解して欲しい

私が服の上に食べ物をこぼしても、靴ひもを結び忘れても、あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい

あなたと話すとき、同じ話を何度も何度も繰り返しても、その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい

あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は、いつも同じでも私の心を平和にしてくれた

悲しい事ではないんだ、消え去ってゆくように見える私の心へと励ましのまなざしを向けて欲しい

・・・・中略・・・・

悲しい事ではないんだ、旅立ちの前の準備をしている私に祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱り飲み込む事さえできなくなるかも知れない

足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったなら、あなたが、か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように

よろめく私に、どうかあなたの手を握らせて欲しい

私の姿を見て悲しんだり、自分が無力と思わないで欲しい

あなたを抱きしめる力がないのをしるのは辛いことだけど、私を理解して支えてくれる心だけを持っていて欲しい

あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように・・・・・

私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい・・・

あなたがうまれてきてくれたことで、私が受けた多くの喜びと、あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい

私の子供たちへ・・・愛する子供たちへ・・・・・

 

何か感じてくだされば幸いです


少しでも・・・私たちの・・想いを届けたい

2017-07-25 06:02:07 | 日記

先日・・・「シゴトガイド」様のご厚情にて、取材していただきました。

そこには・・・職員の心の想いが綴られております

八月の上旬のシゴトガイドに掲載されるみたいです

どんな想いでも考えでもいいから、今、自分の中にある思いを伝えて欲しい・・・と職員には伝えました

この記事を読んで・・・何か感じていただけたら・・・・幸いです

 

全国の介護に携わる全ての方々・・・・・今日と言う日を・・・大切にしていきましょう

 


感動と笑いありの勉強会

2017-07-22 06:10:08 | 日記

昨日、職員10名が講師になり、4つの題材をテーマに勉強会を行いました。

内容、伝え方、方法は全て職員一人ひとりの心に任せました

普段聞けないいくつもの心の叫びが・・・・・僕にも伝わってきました

こんな素敵な職員達の上司で、僕は本当に幸せ者です

こんな素敵な職員達と仕事をともにでき、本当に本当に・・・幸せ者です

ありがとう・・・みんな・・・

皆さんの心は、間違いなく受け取りました

その心・・・・絶対に・・・無駄にはしません・・・

 

 


職員に・・・助けられる瞬間

2017-07-18 04:35:26 | 日記

本日、市外の病院へ通院があります

現場から職員を受診に付き添わせると、その日の人員や時間帯により通常行いたい業務などに支障がでる可能性があり他の入居者様の支援にも影響が出てくると思い、市外の受診はもっぱら僕が引き受けている

僕の性格上・・・・自分のことは後回し・・なるべく周囲を楽にさせてあげたいということがときに良くも悪くも・・・どうやら・・かなり職員に心配をかけてしまっているらしい・・・・

昨日・・・1人の看護師が朝、事務所にきてこういってくれました

「施設長、朝は早いし休んでないから、看護で明日休みの職員を今日を休みにして私は、今日は1人でやります。そうしたら明日は3人になるし、明日の受診は私いきますから、施設長は休んでください」

・・・と看護師同士で話し合ってたらしい・・・

この言葉と思いに・・・会社でなければ、僕は泣いていたと思います・・・

「ありがとう、別の仕事もあるから休むことはできないけど、〇〇さんの受診、お願いするよ」

確か・・・こんなやりとりだったと思う(笑)   

今朝もこれから違う業務ではありますが・・・昨日の看護師の言葉に・・・

僕の心と・・・身体は・・・助けられました。  ありがとう・・・看護師の〇〇さん


ある亡くなった入居者の言葉

2017-07-16 04:32:25 | 日記

右利きであったが病気を患い、右手が思うように動かなくなっていた方でした・・

亡くなった後に僕は、その方の偉大さに気づいたんです。

その方が僕の心に残してくださった言葉です

「病を得た私・・・効き手交換・・左手に筆を持たせ拾余年・・念願の書画集拾集完成・・自分のやる気と左手にも・・ありがとう・・・ありがとう・・・次の目標は・・・進歩・・・それはほんの少しでいい・・・」

これを読んだときに・・・涙があふれました・・・・勇気をくれた・・・〇〇さん・・・ありがとう

 


正解って・・・なんですか・・

2017-07-15 12:28:27 | 日記

たまに職員から相談を受けることがある・・

仕事や支援方法や、その他さまざまなことなど

この業種に正解や答えという物は無いと思う

日々変化し・・・いや・・数秒ごとに変化している以上、決まった答えなどないと思う

どうしても自分の支援方法でいいものなのか・・・この考えでいいものなのか・・・

きっと・・・一生懸命に何かを成し遂げようと頑張っているんだなと逆に嬉しくなる

 

ただ僕は方法ややり方をあまり詳しくは教えない

僕自身も常に方法を考えているから、根本にある曲がらない信念以外は、一番良いものはなにかと自問自答とチャレンジの繰り返し・・・・

最近・・・ある職員からの相談のときに伝えた言葉です

「自分の周囲に起こる出来事はさまざま・・・

色々な事を考えず、心が全力を出せたか振り返りましょう

現時点で、正解なのはそれだけです」

皆さんはどう感じていただけるでしょうか。

これを読んでくださっている方々・・違う空を見ているかもしれませんが、今日一日とこれからの毎日が幸せでありますように・・・・

 

 


昔の智恵をちょっと・・・拝借

2017-07-13 07:13:52 | 日記

ここ数日の白老・・・暑いですね~

昨日は、食中毒警報の放送が聞こえていました

夕方・・・昔の智恵を拝借して、建物の周辺に水をまきました

単純に・・・「0.1度でも0,01度でもいいから気温を下げたい」という気持ちのままに、ひたすら水をまいていました

今朝、4時半ごろに会社に来ましたが・・・すでに・・暑い・・・

これから、水をまきにいってきます

エアコンもいいけど・・・・自然の風に・・・風鈴が鳴り響く・・・なんとなく・・風流

施設に入居されている方々・・・施設で働く職員の皆様・・・体調に気をつけて今日も一日、笑顔を引き出しましょう。


何かが変わるとき・・・・何かをかえるとき・・

2017-07-12 06:37:58 | 日記

何かを変えるとき・・・

僕は通勤で約1時間かかるものだから、車内での音楽がかかせないんです。

色々なジャンルをその時の気分で変えたり、時に1曲ずつ変えてみたりするんです。

晴れた日・・雨の日・・雪の日・・疲れた日・・楽しい日・・さまざまな気分で曲を変え・・「これだ!!」という心に入ってきた曲をあとは繰り返しリピート(笑)  

その曲の中には・・・・遥か・・昔に・・日本で流れていたものもある・・・その時代の風景を頭の中で描き、そこで生活されていた人たちの気持ちを少しでもわかりたい・・

ちなみに・・・今朝は・・・「瞳の住人」という曲で1時間通勤でした~

そして・・・何かが変わるとき・・・

自分の心を何かで変え・・その心のまま何かを行い・・そうすると・・小さなことなのかもしれないし、大きなことかもしれないですが、何かが変わる経験を幾度もしてきた

「自分が変われば相手が変わる」

聞いたことのある言葉だと思いますが・・・実際・・起こると・・「これが奇跡なのか」と思う時もあります

昨日・・・・・夢がまた一つ・・・叶いました・・

その夢の実現には、数え切れない方々の協力と理解があったからこそだと感じます

「何かが変わるとき」の一瞬・・・・と・・「何かを変えるときの」の覚悟・・・・

心が一番知っていたようです。

 


ちょっとした独り言・・・・・・・

2017-07-10 18:15:12 | 日記

幼い頃に聞いた言葉が今でも強烈に心に残っている・・・・

あの頃は全くと言っていいほど・・・意味を理解することができなかったが・・

いま・・・この年齢・・・この環境・・・この業界にはいって、僕自身の心は少しは理解しはじめているようだ

「考えるな・・・感じろ」

色々な場面での使い分けが必要だと思うが・・・人の心へ何か伝える言動はやはり感じた瞬間が何かを起こす時だと思う。

誰かにやさしくしたいと・・・・・考えて起こす優しさは作られた優しさで・・・

誰かにやさしくしたいと・・・・・感じた瞬間に起こす優しさは・・・心がそうしたいと叫んだから自然に起きた優しさで・・・

 

自分自身で何かから学ぶときも・・・きっと・・・同じだと思う・・・

この言葉が僕自身の今を作ってくれたのは間違いない・・・・

 


突然の別れ・・・

2017-07-06 06:48:47 | 日記

昨日の朝・・・ある病院から連絡が入った・・・

「先ほど〇〇さんが息を引き取りました」と・・・

急いで病院に向かい、病室に入るとご家族様がいた・・

「何で・・・黙って逝くんだよ」

本人に素直な気持ちをぶつけてしまった・・身体に触れるとかすかに温かい・・・

ご家族様から「今朝、突然息が止まったんです・・・子供達みんな会いにくるの待ってたんですかね」と話してくれた

自然に・・涙があふれて止まらなかった・・・僕の後ろで・・担当のドクターが説明していたが・・・何故か・・悔しかった

死は自然なこと・・・・わかってはいるが・・・やはり・・・切ないものだ

・・・僕がまだ現場にいたときの・・〇〇さんとの会話の一部を紹介します・・・

「あんたの手・・・綺麗だね」

「〇〇さんっていくつなんですか?」

「27歳だよ。だけど私の手はこんなにしわしわなんだけど何でかな・・・」

「〇〇さんの手・・・僕は好きだけどな・・昔・・・苦労したんでしょう?」

「農家やら・・畑やら・・・あれ・・あれ・・あの仕事とかさ」

「あぁ~、あの仕事している人達はみんな〇〇さんと同じような手をしてた記憶あるな~〇〇さんだけじゃないかも」

「あら!!あの人もあの人もしわしわだわ~」(笑)

「ここにいる人、みんな〇〇さんと同じじゃない~僕だけが違うってことは・・・僕が・・もしかしたら病気?」

「そうだわ、あんた病気だから病院にいきなさい」

2人でやりとりした話の一場面・・・・

何か感じてくだされば・・・幸いです・・・