ウィルヘルム・ケンプ シューマン:蝶々、ダヴィド同盟舞曲集、謝肉祭、(1966-74年)
蝶々!
何と愛らしい曲集だこと!
何もむつかしいことを考えずに聴いていられる曲集ですね!
そう思わせてくれるのは
ケンプの余裕のある弾きっぷりと
優しい音色によるところが多いかもしれません!
続いて
ダヴィド同盟舞曲集
なんと素敵な曲集なんでしょう!
久々に聴くシューマンの若い番号ですが
誠に純粋に音楽が楽しめるようです
シューマンて
良い曲作っているんですね!
弾くのも楽しいでしょうけど
鑑賞してるだけでも十分に楽しめますね!
そんなことに今まで気がついてないということは
このケンプの演奏がいかにシューマンの良いところを表現してるか!
それとも私自身がそれほど聴くこともなかったからかも
それにしても蝶々は先日聴いたスビャトスラフ・リヒテルの演奏も素晴らしかったが
ダヴィド同盟舞曲集なんかも過去に聴いたことがあり
こんなにロマンティックだという記憶が無いのは
ケンプの演奏が素晴らしいからだと思いたい
続いて
謝肉祭
この曲は大学卒業時に
地元で演奏会開いた時
ゲストで来ていただいた森さんが弾いていたのが一番の思い出!
あの頃は楽しかった!
あははは
どの曲もケンプは落ち着いて弾き切っています
巨匠の演奏は私たちが着いていけるかどうかなのでしょう
本当に素晴らしい演奏を残していただき感謝します。
◼️ウィルヘルム・ケンプ シューマン:交響的練習曲、子供の情景、クライスレリアーナ
交響的練習曲
続けてケンプでシューマン聴いていますが
なんと素敵な曲集なのでしょう!
続いての
『子供の情景』は名曲ですね
ブラームスの後期作品に負けず劣らず
素敵な曲集だと思います
全ての音色にケンプは優しいというだけでなく
力強さも繊細さもうまく表現していると思います
子供の情景ではケンプの良さがいかんなくはっきされていて
素敵な演奏になってると思います
古典弾きだと思っていた
ケンプがシューマンやシューベルトにこれほど
素敵な解釈を表現してくれるのは喜ばしい発見ですね。
続いて
クライスレリアーナは
やはり圧倒的名演のホロヴィッツの演奏を知らなければ
素晴らしい演奏の中に入ると思います
本当にみずみずしい音がきっちり響いています。
曲も良いのですが
やはり演奏が素晴らしいのでしょう
ケンプのシューマンは総じて平均点以上の演奏をしてると思います。
Kakishima