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OSK 日本歌劇団 ”春のおどり 2019” 観劇記

2019-04-19 09:54:07 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

最初にお詫びを。昨年の「OSK春のおどり」観劇記、タイトルに年次を入れてなかったので今年の公演ではないかと思われたのか、ご覧頂くことが間々ありました。ご覧頂く事は有難いのですが「ナンや去年のや」と思われがっかりされたのではと懸念しておりました。今年から忘れずに年次をタイトルに入れましたのでよろしくお願いします。

Fumi-Bowさん、Nogappaさん「イイネ」をアリガト。Light77さん「イイネにコメント」アリガト。goohanasakuさん「ファイト」アリガトね。

今年の桜も落花しきりの頃となりましたが、大阪松竹座の舞台では満開の「OSK日本歌劇団」の「春のおどり」を18日見てきました。桜花爛漫の舞台は高世真央さんの後を継いで「桐生麻耶」さんがトップお披露目で出演の「春爛漫桐生祝祭」と「Storm of Appprose」の二本立て公演。初舞台生8名を含んで40名余は大阪松竹座のサイズにぴったりでオペラグラスなしでも13列目でよく見えます。オケを使わない分舞台がより近く親近感が持てる一方、出演者は誤魔化しが効かず夫々の実力が試される舞台です。

以下歌劇団公式HPより

  

満開の桜が咲き乱れる―――― これがOSKのレビューだ 和と洋、絢爛豪華なレビュー2本立て!!
唯一無二の新トップスター・桐生麻耶 お披露目!!

この春、新橋演舞場・大阪松竹座に新トップスター桐生麻耶が登場! 第1部は、“祭り”を主題に日本の様々な和の踊りを魅せる『春爛漫桐生祝祭』。 フィナーレは劇場一体となる「桐生八木節」でOSKのパワーをお届けします。 第2部は『APPLAUSE(喝采)』をテーマに、桐生麻耶のトップスターお披露目と 新たなOSKの門出を祝う豪華絢爛なレビュー『STORM of APPLAUSE』。 「STORM(嵐)」のような喝采を受け、100周年へと向かうOSKにどうぞご期待ください!!

スタッフ

 
  第1部 春爛漫桐生祝祭
 
  作・演出・振付:山村友五郎
 
   
 
   
 
  第2部 STORM of APPLAUSE
 
  作・演出・振付:平澤智

キャスト

 
  桐生麻耶
 
  楊  琳
 
  虹架路万
 
  舞美りら
 
  愛瀬 光
 
  白藤麗華
 
  遥花ここ
 
  華月 奏
 
  翼 和希
 
  千咲えみ
 
  城月れい
 
   
 
   
 
 

他、OSK日本歌劇団

公式終わり

 第一部の作演出は宝塚歌劇団の大御所演出家植田紳爾さんのご子息で日本舞踊家の山村友五郎さん。笑いのシーンを入れたりで似た作風が感じられました。幕開きは新トップ桐生さんがすっくとした立ち姿で歌い始めて満開の桜の下全員が雅やかに舞い踊る。続いて京のお座敷風の舞台になぜかおこもさん親子が登場してしっちゃかめっちゃかの大騒ぎ。

ちょっと長すぎてくどすぎる感じ。続いてせり上がりで桐生さんが平将門風の姿で颯爽と登場最後は鬼神に扮して大暴れ。続くお祭りは「天神祭り」からか勇ましくにぎやかに、富山の風物詩「風の盆」を模したシーンはしっとりと最後は出身地にちなんで「八木節」を歌い踊り、トップ自ら客席に降りる大サービスを含め楽しく拝見。

二部は全編ダンス・ダンス・ダンスのシーンで夫々赤、白、黒、最後はブルーを基調にした装置や衣装はすっきりと、それに負けない出演者のダンス力も凄い。毎回感じるのは娘役でなく女役で男役もそれに負けない色濃さが伝統でここが宝塚と一番違うところ。女役さんが結構前面に出てきて芸名を呼び上げて顔見世させる場面までありびっくり。この作演出の平澤さんって確か宝塚出身者では?色んなジャンルから選んだ振り付け者のセンスも良かった。

新トップの桐生さん、2番手の時にはあまり思わなかったが結構歌唱力もあり、これから場数を踏めばお得意のダンスに加え鬼に金棒で大いに期待される。長身から繰り出すダンスはシャープかつダイナミックで言うことなし。特にフィナーレのジャズに乗った場面は振りも良かったし、彼女のセンスの良さが際立った。ただ髪の色が薄すぎてお顔の輪郭がぼやけているように感じるのはジジだけでしょうか。2番手の楊林さんはじめ桐生さんを支える熱気も凄く大成功の春のおどり2019でした。

松竹や近鉄に見放されても脈々と続くOSK精神を持ち続けて公演を続け、今日の復活振りは感動モノです。これから大阪も益々海外からのお客様が増え、夜のエンターテインメントの場が増えそうだから将来性はあると思う。

出演者の努力もあるが、お客層も出演者を応援する態度は暖かく濃いい。一定のOSKフアン層が支えていることは事実で出演者との交流に自由さがある。上手ければ途中からでも拍手や掛け声がでるしで何だか堅苦しいタカラヅカとはここが大違い。

最後は恒例の団歌とも言える「桜咲く国」を客席と一体になってピンクの傘を開閉して歌って幕。この日はおまけの抽選会があり桐生さんと幹部8名と司会者が再度現れ、開幕に至るまでのエピソードや桐生さんに望むこと等ユーモアたっぷりでトークのやり取りで、新トップさんを何とか盛り上げようという気持ちが伝わってきていいものでした。7月の南座公演や来年の大阪や東京での「春のおどり」の公演も決定とかでまずはメデタイ新トップさんの門出でした。皆さん見に行きましょうね。

 

 

 

 

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1 コメント

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こんにちは (light77g(Rira))
2019-04-19 14:02:25
こんにちは。
OSKには行った事がありません。
私は歌も踊りも大好きです(^^)
芸のレッスンは大変なのでしょうね。

ステージネームも個性的ですね。
ありがとうございました。
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