幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

大樹の冬の美しさ

2023-02-01 | 日記

雑木は春の新緑、秋の紅葉などが良いが、落葉後、樹の骨格そのものが見える冬の姿にも魅力がある。

なかでも武蔵野の雑木の中で、ケヤキが一番だと思っている。

 

公園霊園の中に整った姿で立つ一本のケヤキ。

人の手が加わっておらず、左右に均整の取れたその形は実に力強く、美しい。

がっちりした根張り、安定感ある主幹、そこから別れた無数の枝、まさに自然の造形美と言えよう。

 

一方、こちらの街路樹のケヤキは太い枝を伐られている。

人の手が加えられない自然の樹形とは、比べるべくもあるまい。