昨日の夕方、いつもの遊歩道の散歩。
西に沈もうとする陽が私の影を作り、なが~く伸びている。
大きく成長したくぬぎの木が、競うように天に向かって枝を伸ばしている。
見上げると夕日を受けた葉がきれいに輝き、足もとには散った葉が積もり、歩くと、ときどきブチっとドングリを踏みつぶす音がする。
ふと、周りを見渡すと、大きな切り株があった。
倒れたり、枯れ枝が落ちたりする危険を避けるためであろう、時々、このように太い木が根元から伐られることがある。
樹齢はどのぐらいになっているのか、年輪を数えてみると50本ほどの輪があった。
この木から落ちたドングリが新たに芽を出し、大樹に育ってくれるだろうか。