幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

変化を楽しむ「酔芙蓉」

2024-09-21 | 

この季節、ところどころで「酔芙蓉」の咲いているのを見かける。

近くの公園にも一株あるが、ちょうど見頃となっている。

 

朝、うすいピンクの混じった白い花が咲く。

八重の花は優しい色合いで、一枝折って持って帰りたくなる。

 

徐々に花びらのピンクが濃くなり、夕方には赤に近い色になる。

人が酔って顔が赤くなることに例えて、その花の名に「酔」の字がついたとも聞く。

花は色が変化するだけではなく、その日のうちにしぼんでしまう。

飲み過ぎたのを反省しているのか、しょぼんとなっているように見えるのが面白い。

 

四方に伸びた枝先には蕾がびっしりとついている。

これらの蕾が、毎日のように新たに花を開き、ピンクに染まり、そしてしぼんで散っていく。

また明日、今日とは違った花が開いているはずである。

 



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