楽しませてくれた桜は、風に吹かれて花吹雪きとなっている。
近くに寄ってみると、咲いたときは真っ白だった花びらが、中心から赤くなっているのが分かる。
そして、徐々に散っていく。
「散る桜 残る桜も 散る桜」は、こんな状態を詠んだものなのか・・・?。
五・七・五のわずか17文字のなか、前後に、同じ「散る桜」が入っている。
この独特な言葉の使い方や意味については、その道の専門家なら解説できるであろうが、俳句や短歌の素養のない私にはムリ。
せめて、「散る桜」の風情を楽しむことだけはさせてもらおう。