2025/1/26 今年もメバルとセイゴは無事開幕
カレンダーを見ているみたいな魚達!
ホンマ不思議なんだ
あれほど振り向かない魚が一晩で開幕となる
その引き金は、水温と日光時間にあるはず
冬至を過ぎる時期はまだ、海の温度は最低水温では無い
1月後半から12度台に入る
日照時間が変るTimingと最低水温がキモなんよ
するとセイゴやメバルが、やる気満々で跳ね出す
これが夢丸の極寒期の釣りとなる
この前、釣り仲間の忠告もあるので、オイラも1ヶ月ほど、湯治に入ると思った。
しかし、ホンの12時間だけ
後はまた毎日竿を振っている
43°の風呂に入ると、15分でPower全開となる
これではのんびり過ごす事はオイラには無理
寝て過ごす事より、海に浮かんでいる時間が長い
ホンでセイゴだけれど、セイゴの旨さの秘密を説明しよう
このセイゴは、産卵をしていない、まだ未成熟な魚
鮭でいう鮭児と同じと思えばEE
60cm越えのSea BASSは産卵後なので身がボロボロ
しかし、セイゴは身が厚いのよ
全てが全身に栄養が蓄えられている
ベイトは鰯の稚魚
メバルなどは小型でも抱卵するけれど、セイゴはそれが無いのよ
ムニエルでも、刺身でも、沖漬けでも素晴らしく美味いのよ
これを市場では評価していないのは、網で捕獲するから身焼けしているのだ
夢丸のセイゴは竿で釣り、24時間活かしを施すので、身が青白く跳ね返るほどぷりぷりに仕上がる
これができなければ価値は無い
コノシロも昨日は、広島市場の競り値が1kg108円と最低額が付いていた
1kg=10匹が108円 箱が200円これを出荷して人もスゲーよ
1匹1円の魚が取引されている
しかも出荷が1kgとか!あり得ないけれど正式な公開なんよ
箱以外に送金振り込み代金手数料も掛かる
ソデイカ漁などは 一晩で300万円から500万円儲ける漁師もいる
広島では丸ハゲ、オコゼ、メバルが高値の魚
オコゼ以外は夢丸で狙えるけれど、メバルも絶滅危惧種にいずれはなる
120g以上を揃えないとダメなんよ
100gsizeは居酒屋DREAMのメバル握りに使う
それ以外は市場に出荷するのよ
魚がいないと漁業は成り立たない
栽培漁業などは俺には無理
フナムシもイソギンチャクも、イガイもいなくなり、フジツボも少なくなり始めた
行政は何が原因か調べているはず
俺が思うのは、全て植物性プランクトンの減少なんだ
これを増やさないと、3年後は、シラスどんぶりなども1パイ10000円になるぞ
ハイポネックを海に散布すればEEけどね
多分、数年後は行政がHelicopterでハイポを散布すると思う
その時はオイラに相談してくれ
何処の散布すれば効果的かをAdviseするけどね