2024/9/30釣り場解放の陳情
俺も還暦を過ぎた。体もヘロヘロになるばかり
あとは孫に釣りを教えることと、釣り場を残す事が俺の役目と思っている。
そこで多忙の国会議員さんや秘書さん そして夢丸黒鯛の旨さを広げるために奮闘している和食料理人さんと00島に陳情に向かった
この日のために東京からわざわざ、広島に来てもらった議員さんには大変感謝している
これまで何度も釣りを広めたい一心でこの島に行った。
広島市周辺は陳情どころか、広島県に相談しても話は進まなかった。
進むのは釣り場禁止場所ばかり
瀬野川も広島県は産卵場を守る為に協力してくれたけど、6年前の西日本豪雨後は、浚渫工事を全面的に行い、
草木も全て取り払った
現在は砂で埋もれ、大変劇浅い河川になった
浚渫前は、河床から歩道までの高低差が3mは優にあったが、今では氾濫は直ぐしてしまう河川だ
いくら浚渫しても、一夜の豪雨で砂が堆積する
毎日何トンも砂の流下が起きている
それを防ぎ止めていたのが中州であり、流速なんだ
沈下する場所だけ浚渫すれば氾濫は起きないはず
雨樋を見れば分かるが、高低差のある場所は氾濫しない
平たい高低差の無い場所が氾濫する
そして大切なのが、流速
流れを速めるには、幅より細さ広いより狭いのが流速が早くなる。
当たり前だけれど、石を取れば、隙間の砂が流下する
下流を浚渫しても、上流を浚渫すれば砂は流下する
これも当たり前。
全て人が破壊している。
市役所の部長さん達、漁協の組合長も忙しい中、魚釣りの相談に時間を割いてもらい感謝感謝
様々な要望を伝え、最後に黒鯛を害魚としてでは無く、利用魚として扱うようにと 漁協の組合長にもお願いした。
用件は全て伝えたが、「行政として釣りは肯定も否定もしませんよ!」
あくまでも趣味で、マナーさえ守ってもらえれば良いですよ
あとは 漁協との話し合いで安全にお願いしますとのこと
そー否定も肯定もしないと言う事は、今より悪くなるのであれば、「釣り禁止」となり、釣り人排除となる
また釣り場を公開して人が集まれば、それだけゴミが増え問題が生じる
俺がImageした釣り場の開放と、釣り場情報が地元に迷惑を掛けているのだ。愕然とした
情けない!迷惑を掛けているのが俺だった。
商いは人が集まることから始まる
そしてお金はポケットの中に財布にしまって、手渡されて商いが成立する
そのためには人集めが基本だけれど、釣り人は市内で買い物をしてゴミだけ残す。
さらに「騒音、迷惑駐車をされて喜ぶ住民はいませんよ」
しかたない、そこまで言われたら、俺たちが残した足跡が汚しているからなんだ
島にも人にもEEと思ったことが、迷惑を掛けることになる
ホンで釣り場解放は諦めるしか無い
何度も市役所に伺ったが、解答は「釣りマナーが悪すぎる!」
ホンで市役所を出たあと、昼食を取ったけど、此所の店がブチ綺麗なロケーション
まさに広島原風景なんよ
店名は出せないけどね
そして最後に伺ったホテルでは、黒鯛の旨さを広げて欲しいと嘆願した
と言うのも、黒鯛は漁師が捕っても、最安値の下魚と嫌がられる
地元の老夫婦漁師さんが「100円でも値が上がればEEけどね」と言っている
魚を丁寧に扱えば黒鯛はとても美味い魚
しかも生命力が強く、活かしができる魚なんだ
〆方1つで価値が変ると説明した。すると「中村さん」「1本釣りで魚を出荷している漁師はいないですよ」
ほとんどの漁師は牡蛎とチリメン、
小型船では蛸と刺し網なんですよ
また漁業を受け継ぐ若い人は、ほとんどいません
未来が暗い話ばかり。
俺はただでは起き上がらないけどね
「黒鯛の価値を上げる」とかの話では無く、黒鯛自体が漁業では儲けにならない魚とか?
1kg3000円以上なら儲かるけれど、漁業者は、ほとんどが儲からないから、黒鯛を漁業として見ないのだ
さらに「漁業は、ほとんどが所得が少なすぎる仕事なんですよ」と言われる
10年後は、もはや日本の漁業は栽培漁業に変り、天然さかなの価値は無いかも?
オイラの思いは、みんなが楽しめて、ゴリゴリブリブリの魚を美味しく頂ければ良いと考えていたが、
所得保障や ゴミ問題などを言われたらもー無理。
この日も仕事をしないで、ここまで来たけれど、100%伝わる事は無かった
それどころか、釣り人のマナーの悪さ、黒鯛の価値低下をさらけ出した。
この問題は俺がしないと誰もしない!と思っていたが、俺も矢が尽きた
まー孫にはオイラができる釣りの継承と釣り文化食の継承だけは伝えたいね
これ以上は俺も言えない
釣り大会も参加費用などを徴収すればEEEと思うけどと説明しても、事故が起きたら責任が取れない
もはや釣り大会も暗黙でするしか無いのかも?
でも、夢丸黒鯛が不味くなるわけでは無いし、夢丸がある限り、提供はできる。
人生長くは無いけれど、意味ある足跡は残さないとイケンと思うけれど!仕方無いな
Never Give up!と言いたいけれど、もー嘆願するだけの時間も体力も無いのが現状!