母の実家は安曇野の辺りにありました。
母が子供の時分には旅館も営むほどの、
かなり大きな屋敷だったようなのですが、
時代の流れと共に少しずつ、手放したようです。
私も、子供の頃には何度か連れられて訪ねました。
幼い目にはそれでも充分に大きな家で、
しかも「千と千尋の神隠し」に出て来るような、
ちょっと怖さを感じる不思議な家でした。
でも、もうずいぶん前に、その家は人手に渡ったと聞いていました。
一昨年の夏、萩原ゆたかさんのコンサートのサポートで安曇野を訪れた時、
母の実家がこちらの方だと言う話をしたら、
主催者の方が車に乗せて下さって実家の辺を回って下さったのです。
正直、その辺りへ行ったのは30数年ぶりだったのですが、
驚いた事に子供の頃の記憶のままの家が、そのままそこに空き家となってあったのです。
書店を営んでいた看板もそのままに、
かなり長い時間が空き家のまま過ぎていたようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/06/90/b80980a9e992619441445f375c165271_s.jpg)
私にとっては大好きだったおばあちゃんのおうち。
それが忘れられたまま打ち捨てられているようで、
複雑な気持ちになったのを覚えています。
・・・それが!
この度、地元のアーティストたちの手によって改装され、
ギャラリーとして生まれ変わると言うのです。
その名もなんと、
『ギャラリー吉野屋書店』
お店の屋号もそのまま残るのです。
年長の従姉からのメールには
「~おばあさんの大黒柱もそのままに居間の吹き抜けの天井の
太い梁も懐かしくて思わず涙が出そうになりました。~」
とあり、胸が熱くなりました。
おばあちゃんたちの、母たちの、それぞれの時代の様々な思いが刻まれたあの家が、
アーティストたちによって愛されて、アートの発信の場所に生まれ変わるなんて、
こんなに嬉しい事はありません。
ブログも見つけました。
暖かくなったら、母を連れて、ぜひ行ってみたい。
また一つ、夢が増えました。
こちらは一昨年の夏の写真です。裏へ回ってみた所。
ここは確かおじいちゃんの丹誠込めた壺庭だったはず。。。
母が子供の時分には旅館も営むほどの、
かなり大きな屋敷だったようなのですが、
時代の流れと共に少しずつ、手放したようです。
私も、子供の頃には何度か連れられて訪ねました。
幼い目にはそれでも充分に大きな家で、
しかも「千と千尋の神隠し」に出て来るような、
ちょっと怖さを感じる不思議な家でした。
でも、もうずいぶん前に、その家は人手に渡ったと聞いていました。
一昨年の夏、萩原ゆたかさんのコンサートのサポートで安曇野を訪れた時、
母の実家がこちらの方だと言う話をしたら、
主催者の方が車に乗せて下さって実家の辺を回って下さったのです。
正直、その辺りへ行ったのは30数年ぶりだったのですが、
驚いた事に子供の頃の記憶のままの家が、そのままそこに空き家となってあったのです。
書店を営んでいた看板もそのままに、
かなり長い時間が空き家のまま過ぎていたようでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/06/90/b80980a9e992619441445f375c165271_s.jpg)
私にとっては大好きだったおばあちゃんのおうち。
それが忘れられたまま打ち捨てられているようで、
複雑な気持ちになったのを覚えています。
・・・それが!
この度、地元のアーティストたちの手によって改装され、
ギャラリーとして生まれ変わると言うのです。
その名もなんと、
『ギャラリー吉野屋書店』
お店の屋号もそのまま残るのです。
年長の従姉からのメールには
「~おばあさんの大黒柱もそのままに居間の吹き抜けの天井の
太い梁も懐かしくて思わず涙が出そうになりました。~」
とあり、胸が熱くなりました。
おばあちゃんたちの、母たちの、それぞれの時代の様々な思いが刻まれたあの家が、
アーティストたちによって愛されて、アートの発信の場所に生まれ変わるなんて、
こんなに嬉しい事はありません。
ブログも見つけました。
暖かくなったら、母を連れて、ぜひ行ってみたい。
また一つ、夢が増えました。
こちらは一昨年の夏の写真です。裏へ回ってみた所。
ここは確かおじいちゃんの丹誠込めた壺庭だったはず。。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7c/b1/4b6e5371d0912165ff294b1367f8d4e7_s.jpg)