ここの所、仙台を訪ねる機会が増えています。
友人のwings高奈秀匡・美香夫妻が仙台市内に住んでおり、
色々とご一緒する機会があるからなのですが、
先日は河北新報社「ありがとうの詩」という
プロジェクトのお手伝いをさせて頂きました。
河北新報が「ありがとうの詩」を一般公募し、
地元ゆかりの数名のアーティストたちが、
公募で集まった詩の中から、それぞれ心に響いたものを選んで
それに曲をつけるというもの。
それらの楽曲はやがて1枚のCDに収められて発売され、
売上金が復興支援として送られるそうです。
高奈秀匡さんも、その楽曲制作を依頼されたのです。
私はそのコーラスアレンジをさせて頂きました。
コーラスの練習には、教会の仲間たち数名が何度も高奈家に集まって
美香さんのリードの下、ずいぶん頑張ってくれたようです。
私も一度だけ、その練習におじゃまさせて頂いたりもしました。
・・・とは言え、高奈家ではいつも美香さんの美味しいご飯が食べられるので、
練習と言いつつ、集まっては、食べて、和んで。。。
みたいな感じでしたけどね!
そして、とうとう1/21の土曜日、そのレコーディングがあったので、
私も立ち会わせてもらうことにしました。
仙台市内のスタジオ、サウンドリソースにて。
録音全体の指揮を執ってくださったのはCOOL DOWN B.B.の金子さん、
録音エンジニアはサウンドリソースの礒村さん。
お二人ともすばらしいクリエーターでした。
音楽に対する姿勢も、表現の方向性も
とっても勉強になりました。
音だけじゃなくって、空気全部を録っているんだって。
スタジオでの録音は歌の部分が終わると、
後奏の途中でも「ハイ」ってカラオケを止めてしまうパターンも多いのですが、
今回は最後のピアノの音が鳴り終わるまで、ずっと止まらないのです。
一瞬「あれ?」と思っていたのですが、
その理由は後で分かりました。
歌い終わったみんなが「あぁ~、今のよかったなぁ~」って
余韻に浸っているドキドキした気持ち、それを録っているんだって。
ミックスが終わって完成した音源を聴きながら、
ちょっぴり涙がこぼれそうになりました。
だって、ホントにみんなの気持ちが全部聴こえて来たから。
もちろん、あちこちに粗はあります。
でも、それがいいんです。
素朴さ、真っすぐさ、手渡したい気持ちの純粋さが、
ダイレクトに伝わって来る。
これはプロのミュージシャンでは、逆に出せない味ではないかなぁ。
金子さんがご自身のブログの中にちょこっと書いてくれてます。
私が何故かKさんになっていますが、まぁいいでしょう(笑)。
現場のみんなが笑顔になれたレコーディングでした。
道のりはまだまだでしょうが、
このアルバムが何らかの助けになれば、と思います。
そして、その隅っこに関わらせて頂けた事をとても嬉しく思いました。
友人のwings高奈秀匡・美香夫妻が仙台市内に住んでおり、
色々とご一緒する機会があるからなのですが、
先日は河北新報社「ありがとうの詩」という
プロジェクトのお手伝いをさせて頂きました。
河北新報が「ありがとうの詩」を一般公募し、
地元ゆかりの数名のアーティストたちが、
公募で集まった詩の中から、それぞれ心に響いたものを選んで
それに曲をつけるというもの。
それらの楽曲はやがて1枚のCDに収められて発売され、
売上金が復興支援として送られるそうです。
高奈秀匡さんも、その楽曲制作を依頼されたのです。
私はそのコーラスアレンジをさせて頂きました。
コーラスの練習には、教会の仲間たち数名が何度も高奈家に集まって
美香さんのリードの下、ずいぶん頑張ってくれたようです。
私も一度だけ、その練習におじゃまさせて頂いたりもしました。
・・・とは言え、高奈家ではいつも美香さんの美味しいご飯が食べられるので、
練習と言いつつ、集まっては、食べて、和んで。。。
みたいな感じでしたけどね!
そして、とうとう1/21の土曜日、そのレコーディングがあったので、
私も立ち会わせてもらうことにしました。
仙台市内のスタジオ、サウンドリソースにて。
録音全体の指揮を執ってくださったのはCOOL DOWN B.B.の金子さん、
録音エンジニアはサウンドリソースの礒村さん。
お二人ともすばらしいクリエーターでした。
音楽に対する姿勢も、表現の方向性も
とっても勉強になりました。
音だけじゃなくって、空気全部を録っているんだって。
スタジオでの録音は歌の部分が終わると、
後奏の途中でも「ハイ」ってカラオケを止めてしまうパターンも多いのですが、
今回は最後のピアノの音が鳴り終わるまで、ずっと止まらないのです。
一瞬「あれ?」と思っていたのですが、
その理由は後で分かりました。
歌い終わったみんなが「あぁ~、今のよかったなぁ~」って
余韻に浸っているドキドキした気持ち、それを録っているんだって。
ミックスが終わって完成した音源を聴きながら、
ちょっぴり涙がこぼれそうになりました。
だって、ホントにみんなの気持ちが全部聴こえて来たから。
もちろん、あちこちに粗はあります。
でも、それがいいんです。
素朴さ、真っすぐさ、手渡したい気持ちの純粋さが、
ダイレクトに伝わって来る。
これはプロのミュージシャンでは、逆に出せない味ではないかなぁ。
金子さんがご自身のブログの中にちょこっと書いてくれてます。
私が何故かKさんになっていますが、まぁいいでしょう(笑)。
現場のみんなが笑顔になれたレコーディングでした。
道のりはまだまだでしょうが、
このアルバムが何らかの助けになれば、と思います。
そして、その隅っこに関わらせて頂けた事をとても嬉しく思いました。