YUNUBI

YUNUBI=ユヌビは、私が嫁いだこの地の方言名だ。30年余の会社経営、子育てに良くも悪くも終止符をうった。

火の神に祈り

2009-02-23 | Weblog
 2009年の目標は、気負わずに生きる。
曖昧な掴みどころのない目標だが、これが1番と私の神様に祈った年明。
ここで言う私の神様とは、火の神(ヒノカン)の事だ。
 ほとんど、無神論者に近い私が、困った時の神頼みとばかり、
手を合わせる火の神。煮炊きをするコンロの上座の神様。
つまり火の神(ヒノカン)は、夫の母親から、夫の家のヒノカンの灰を、
香呂に分けられた時に、私の神様とされた。
家庭を守る女が、家族の幸せの、諸々を祈る神様と母は言った。
 義母に反発し、何年も手を合わさない時もあった。
だが、会社経営の戦いの日々の中で、子供らの安全、無事を願い、
喜びを感謝する時、簡単に向き合える神様だった。
 沖縄のどこの家でも、家族の幸せを願う母の、祈りの光景がある。
私はいつか、一人よがりで、一方通行の祈りでも、きっと許してくれる、
見守ってくれる、大らかな神様に違いない!と信じて、祈ってきた。
 旧暦の一日と十五日には、三本線香を立てて祈るのが慣わし。
1月28日は、旧正月3日、3が日だから祈りは当然と言えば当然
(新年を迎える祈り)だが、遠くNYで孫が無事元気に生まれた事を、
私の神様に心から感謝し、娘の家族の幸せを、ただ祈るばかりだ。
 やはり、気負わずに生きようと思う。私には、何故か難しいことだと、
2009年が、二ヶ月を過ぎても思うのだが、火の神に淡々と祈るか---。
 
コメント
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