訃報

うちのわんこたちが

年をとるにつれ

増えてくる

お友達の訃報

今日も朝のお散歩のとき

いつもお会いするわんことそのママに挨拶すると

お返事もそこそこに

「いつも隣の奥さんとお散歩してた子

　亡くなったんだって」

えぇ～

だってあの子は

ついこの間元気にお散歩してた・・・


その子は高齢のご夫妻の愛犬で

数年前ご主人が無くなった後

奥さまも体調を崩され

入退院を繰り返して

去年あたりから歩くことも難しくなり

お隣の奥さまが

代わりにお散歩などお世話をされていた

おうちでの様子は分からないけど

お散歩は上手にして

穏やかでかわいい子だった

うちのおにいちゃん犬より少し年下で

足腰も目もしっかりしていて

まさかそんなことになるとは

夢にも思わなかった

ご主人や奥さまのことで

気苦労が多かったのだろうか・・・

お隣の奥さまもいい方で

よくお世話してもらって幸せな子だなって思ってたのに・・・


もちろん年は年なので

老衰ってことだろうけど

病気で臥せっている奥さまが

お気を落とさなければいいなと

ちょっと心配


犬が年をとると

わんこのお友達たちも年をとり

ついでに飼い主の皆さんも年をとり

わんこ＆飼い主社会も

高齢化の一方

訃報も

1年にしたらけっこうな数にのぼり

徐々に仲間が減ってくる

もちろん

新しく飼い始める方もけっこういて

若いわんこたちも増えているけど

年寄りわんこは

若いわんこの勢いに負けて

なかなかお友達にはなれない

だから

飼い主同士は仲良くなるけど

わんこの仲間は減っていく

うちのこたちも

徐々に会うお友達が減ってきて

さみしいと思ってるかな・・・

まあ

この子たちも自分の生活だけで精いっぱいだからね

なんとなく

この先どうなるか感じてるのかも


命のことはいつどうなるかわからないけど

悔いのないよう

精一杯

自分らしく生きてほしいな

飼い主からの

ささやかな願い