kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

待てない高齢者

2016-06-09 15:51:26 | 介護
今日は

母の内科の病院の

定期受診日

運悪く低気圧が近づいており

朝から足が重たいとのこと

その足を何とか動かして

車に乗り病院へ

こんな日は

さっさと用事を済ませて帰りたいところだけど

こんな日に限って

ひとりひとりの診察時間が長く

薬をもらったらもうお昼

そこからスーパーへお買い物に行き

母は自分で買うものを選びたいからと

カートにつかまってなんとか歩き

お買い物を済ます

次は昼食

母の気に入ったお寿司屋さんへ行き

ランチをいただく

たぶん今日は

このあたりで母の足も限界

しかし

このエリアはめったに来ないので

私はできればもう1か所

お買い物がしたい

母は車で待ってくれればいいので

お願いしてみると

「いいわよ」とのこと

そこで

さっき買いそびれたものと

追加のお買い物もたのまれ

まとめて買いに行く

駐車場は屋根があるところだけど

今日は蒸し暑いので

車の窓を開けて風を通す



ダッシュでお店へGO

まず頼まれたものを買いにスーパーへ

あれこれ選んで

次は小物売り場

今日は迷っていられずさっさと決める

最後にもう1か所お店を回り

会計を済ませていると

携帯が鳴ってる

見ると母からコール

もうこれで買い物終了なので

あわててエスカレーターに乗る

時計を見ると

まだ7~8分しか経ってない

でも電話してくるくらいだから

なにかあったのかも、と思いながら

車へ急ぐ

すると・・・

「あ、遅かったね。

 心配しちゃった、何かあったかと思って」

えぇ~?

だってまだ、10分も経ってない

お店3軒回って頼まれた買い物もしてたら

ふつーこれくらいは時間かかるでしょ

ちょっと唖然

・・・でもそうだった

高齢者って待てないんだよね

そして

その典型が

ここにいた・・・

確かに足の調子の悪い時にお願いした私も悪い、と反省

(まあ、足の調子がよくたって同じだと思うけど・・・)

今日は母のためのお出かけ

私のご用は別のときにしよう


そんなわけで

年々姫みたいになってゆく

高齢者一人

ついでに

殿みたいになってく

高齢犬も2匹

結果

姫と殿に年々無給で仕える羽目になってる

おばさんひとり

私の体力は

いつまで持つんでしょうか・・・?


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