ネットの記事で「え~っ?!」って思ったのが
藤原京(奈良県橿原市)から2001年に出土した木簡に
九九早見表が書かれてたって話
九九と言えば小学校低学年で
みんなが必死に覚えるアレ
でもこれって一生使えるものだからすごく大切だし
あの頃からものすごく遠くまで来た今でも当たり前のように使ってる
それがどうやら大宝律令と同じころ(701年)に木簡に記されたってことだけでもすごいけど
実際は九九は中国の春秋時代(紀元前8~5世紀)に作られ
その後日本に伝わったんだそう
それで日本では大型古墳などを作るのにも必要な知識だったようで
一部の技術者だけでなく一般の役人も日常的に使っていたらしい
って
わたし、九九ってもっとずっと後に西洋からやってきたんだとばかり思ってた
だってほら、あの「×」「÷」の記号って
17世紀ころにイギリスやスイスの学者が使い始めたそうで
そういうところから来たんだと思ってたけど
実際は中国からやって来て
藤原京の頃にはもうみんな当たり前に使っていただなんて・・・
それに作られたのは紀元前の話だったなんて・・・
もうただの算数じゃなくて
ものすごい世界史の話じゃないですか!
そしてそれが脈々と受け継がれて
21世紀も当たり前のように使われてるなんて・・・
なんか普段使いの九九がすごく偉大な感じしてきた💦
きっとこういう普段何気なく使われている知識が
一番大切なものなんだろうなって気づかされた
九九のお話でした
なんかとってもありがたい気がしてきた・・・
遊びに来てくださって、ありがとうございました