江戸時代の小説を分かりやすく読むために
年表や時間の表を作ったのは以前に書いたけど
もうひとつわかりにくいのは
地理
もともと東京の地理にはそれほど詳しくないうえに
昔の町名とかが出てくるとさっぱりわからないから
今までは場所については軽く読み流ししてきたけど
どの作家もけっこう丁寧に描いているところを見ると
やっぱりこれはちゃんとわかった方がいいんじゃないかって思うようになったけど
ちょうどいい感じの地図ってなかなか見つからない
もちろん本によっては関連する地域の地図を載せてくれてるのもあるけど
大まかなものが多くて
それだと今のどのあたりかも
距離的にどれくらいかもわかりにくい
それでネットで調べたけど
今度はお店の名前まで載ってる細かすぎるのか、かなりおおざっぱなのかどちらかで
これっていうのが見つからなかった
けど
先日借りた文庫本は江戸の主要な建物と町名が書かれていて
しかも地図もかなり正確で
すごくわかりやすい
なのでそれを拡大コピーして現在の地図と照らし合わせ
それでいくつかの時代小説の地名とか建物をチェックしてみたら
おぉ~超よくわかる!
すると
「え~、ここまで歩きで往復したの?しかも半日で?」とか
「あら、北町奉行所と南町奉行所ってこんなに近く?」とか
新たな驚きでいっぱいになり
これはもしや小説の楽しみを相当どぶに捨ててたんじゃないかって
深く反省
なので
これからはこの地図も使って十分に小説を読み込んで
もっと江戸の物語に浸りたいって思ったし
こうしてみると
わたし、この年で小説を読むための素養すらなかったのかって
長いこと生きててもたいしたことないってことが改めて暴露され
恥ずかしい思いでいっぱいになりました~💦
ま、ないものは今から手に入れるしかないですから・・・
遊びに来てくださって、ありがとうございました