故宮博物院1階の展示は象牙彫刻、青銅器、甲骨文字、仏像など。
「彫象牙透花人物套球」
19世紀に清代の象牙彫刻職人によって制作された直径約12センチの象牙球です。
透かし彫りで幾何学模様が施されており、24もの層からできている。
高さ3センチの橄欖(カンラン)の種の表面全体に風景が彫られています。
貴族栄華―清代宮廷の日常風景
故宮博物院に展示・保管されている所蔵物は元々中国北京の「紫禁城」にあったものですが、
国共内戦時の戦火を避けて中国大陸を大移動し、蒋介石率いる国民党と共に台湾に移送されました。
所蔵品はしばらく倉庫で保管されていましたが、1965年に故宮博物院が開館、台湾有数の観光名所となった。
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