詳しいことはわかりません。
そして、私はソフトウェアエンジニアであり、脳科学者も無いです。
ですが、昨今のあおり運転、危険運転、逆走、我先にと行動するさまを見て・・・どれもこれも似てるな~と思うわけです。
つまり、自分以外の事が理解できず・・・というか頭になく・・・全てが自分の都合だけで行動するという点。
まあ、これには「これが原因だ~」という事は言えないのですが・・・今、この時期だからこそ、調べてみて欲しいと思っています。
それは・・・脳科学の分野から。
たぶんですが、面白い結果が出るのではないでしょうか?
私が「なるほどね」と思っている、ダニング・クルーガー効果もイグ・ノーベル賞ですね。
私が思うに、危険な行動をする人は周りの危険や社会の不具合、自分の問題行動ではないか?という判断をする前に自分都合を優先する。
ある意味、快楽行為ですね・・・つまりドーパミン中毒なんだろうと。
なぜドーパミン中毒なのか?
・・・スマホです。
こういう人たちの、スマホ利用率との因果関係を調べると面白いのではないかと思うわけです。
たぶん因果関係・・・あると思います。
そして、考えが不足している人に限って、この「ドーパミン地獄」に強く反応するのではないでしょうか。
言葉を変えれば、単純な思考の人に限って陥りやすい。
スマホアプリは、私が見ても実に優れた人間工学(?)を用いています。
「少しじらす」とか「我慢させた後に、そこそこの利益を出す」とか、「見なければいけない」という刺激を持った「音」とか。
そしてSNSのような「脅迫」的なメディアとか。
実に考えられた武器だと思います。
強い意志と仕組みを認識していないと、簡単に「とりこ」にしてしまう仕組みが満載。
ダメとは言わないですが、私は「うまいなぁ~」と思ってしまう。
ビジネス的には「夢中にしてしまう戦略満載」って感じです。
こういう夢中にする仕組みは、いかに「ドーパミンを出させるか」と言う点にある。
人間は、脳の欲求には勝てない。。。訳では無いけど、ほぼ勝てない。
勝つためには、人間が持つ「理性」と「考える力」が必要。
とはいえ、これを持つ人間は、そんなに多くないでしょう。
昔の話。。。というか、うる覚えですが、あるプロレスラーのところに知り合いが人を連れてきて
「こいつバカですが、腕っぷしは誰にも負けないやつです。弟子にしてくれ」
と。
そうすると、プロレスラーは
「プロレスラーはバカじゃできない」
と断ったとか。
あるレーシングドライバーも、これと同じことを言ったとか。
つまり、スポーツ選手は「理性」と「考える力」が無いとできない職業というわけですね。
スポーツ=競技というは、ドーパミンに打ち勝つ精神力が必要なんです。
こうでないと、安全に競技が出来ないというのは、安全な交通マナーが出来ないというのと共通しているのと同じかな?と思うのですよ。
という訳で、あおり運転や危険運転と言う人たちの、ドーパミン分泌量とスマホ依存度、そして、日々の生活を見てみると面白いんじゃないかな~と。
まあ、科学的なアプローチですが。。。ちょっと見てみたい。