富山のM-Sportsさん走行会。
2024/11/2(土) タカスサーキットで参加してきました。
タイトルの通り、レーシングドライバーの山野哲也さんを迎えての特別走行会です。
結論から言います。
次の日の今日。。。体中が痛い。。。(笑
という事で、当日ですが・・・雨です。
それも、前後の日は晴れの間にポコッとできた雨、それも豪雨。
見えますか?
パドックは川が出来ており、ピット前は海になっています。
とはいえ、参加者さんは果敢にも走っております。
走っている姿が全然見えませんが、水しぶきをあげながら全開で走っております。
午前中は山野さんの座学。
色々な話が聞けました。「走る」事に対する論理的な内容。
やっぱり、プロじゃなくてもモータースポーツは、論理的に考えられないとできないスポーツだなーと思うところです。
午後は、豪雨ですが・・・徹底的に走ります。
初めてこの走行会に参加しましたが、少数で和気あいあいと走るので、良く言えばたくさん走れます。
良く無く言えば、走るタイミングがガンガン来るので、疲れます(笑
その中で一番勉強になったのは、山野さんドライブの同乗走行。
車載画像は撮らないので記録には残っていませんが、もうすごいったらありゃしない。
というか、自分の運転の程度が低すぎることが良くわかります。
この豪雨の中で「電子制御切るのはどうするの?」って言われて「えっ?」って感じでした。
「全切りするの?」
って。
それでも異次元なドライブ。
ブレーキの踏力もすごく、それも短距離で確実に車を止める。
豪雨の中ですよ。
私なんて、おっかなびっくりブレーキです。豪雨ですから。
今の車で、ABSブレーキってあまりやりません。
これまで、フルブレーキすると、前輪がロックして止まらないことがあり、それ以来「フロントが落ち着いてからブレーキ」が癖になっていました。
ところが、山野さん・・・問答無用で「ばこーん」とフルブレーキ。
その力と言えば、尋常じゃないぐらいの力。
私の踏力が、いかに弱々しいかを実感しました。
それもね、止める距離が短い。
わたし50メートルからブレーキする最終コーナーで、20メートルまで突っ込むんです。。。そして軽く止める。。。あ~、私もこうなりたい。
プロのブレーキって徹底して「まっすぐに短距離で止めて、ブレーキを緩めながら一気に曲げる」を実践していることがわかりました。
こんな土砂降りの中でも、これを実践しているので、確実に車が動きます。
というか、全然怖くないんです。
すごいですね。。。
ほんと、良い体験をさせていただきました。
とはいえ、ただでは起き上がりたくないので、よく考えます。
何を考えたって?
ヒミツです(笑
ただ、操作である1点だけ直すとするなら
「タイヤが仕事をする状況なら、もっとしっかりやってもいい」
ということ。
まっすぐにフルブレーキをするなら、ペダルを蹴っ飛ばしてもいい。
曲がる状況ならアクセルを早めに踏み切ってもいい。
と。
クルマのセッティングやらなんやら考えるより、まず自分の操作を鍛えないと話にならない気がしてきたというのが実感です。
という事で、午後の走行は燃料がやばくなるまで走りまくりました。
まあ雨は降ってましたが。
そこそこ良いタイムが出たんじゃないですかね。
雨セッティングも、ちょっとわかりましたし。
そうして・・・
帰るころには、天気が持ち直しました(笑
山野さんには
「クルマのバランスがすごく良い」
と頂きました。
このクルマで、タイムアップを図っていきたい、そう感じる今日この頃です。
と言ってもGRヤリス、このクルマに追いつける気がしません。。。
打倒GRヤリスと言いたいところですが、やっぱり軽さは偉大なんですね。
とはいえ、この「まだまだやれる」感が、サーキット走行の醍醐味であり、やめられない魅力なんだな~と再認識しました。