昨今思うんですが。
「ねえ?次のイベントって何か知ってる?最終目標っていつまで何を?」
って聞くことがあります。
これは、プライベートでも仕事でも。
その都度、みんな「・・・」って感じで黙ってしまいます。
う~ん、目標や締め切りを意識せずに、よくやってられるな~と思いますが、多分ですけど「目標」が無いわけでは無いと思うんです。
図示すると
・その1
今→やること1→やること2→その後
って感じなんだろうな~と。
つまり「やること」がつながっている状態じゃないかな?
「目標が無いじゃないか!」
って感じですが、やること=目標って事なんでしょうね。
って事は、「~~までに~~する」が無いので、薄い目標の中でダラダラする。
困ったことに、これは「やり方」を考えることが無い・・・というか考える必要が無い。
出来た時=締め切り
なので、「うまいやり方」を考える必要が無いという事。
でもね、本当はこうあって欲しいんです。
・その2
↓←だからこうする2←だからこうする1←こうありたい(目標)
→こうする2を実践→こうする1を実践→目標
つまり、目標点・・・「~~までに~~する」から、「だから何をしないといけない」を考える。
そして、実践していく。
当然、壁に当たるので、再度「こうありたい」から再ループをする。
「スケジュール」を立ててとよく言われるけど、違っていて、より楽に楽しくやるには「何をすればよいか」を考えると自ずと目標に近づくのだと思います。
そもそも、こんな感が方だと「目標」が無いので、スケジュールなんてできません。
スケジュール云々、以前の問題です。
ところが、「その2」ができないんです。今の人。
すぐに「その1」をやろうとしちゃう。
「その1」の問題点は、「そのうち目標に行くんでしょ?」と思いそうですが、そうは問屋は卸さないわけ。
「やること1」をやっているうちに「やること」が目標になるため、本来の目標を「忘れる」。。。うやむやになっちゃう。
いや、そもそも当初から、本来目標は右耳から入って左耳に抜けている。
これを何と言うか。
つまり「行き当たりばったり」とか「日雇い労働」って言うんじゃないかな。
某バイトCMで「当日働いて、お金が当日もらえる」って売り文句にしているけど、これって「日雇い労働じゃ?」って思うのは私だけ?
「裏バイト」の話題が報道されているけど、「やり方」への考え方が影響しているんじゃないかな?
こういう人たちの意識を変えるためにはどうすれば良いか。
多分10年ぐらいかかるんだろうなと思っています。
では、なぜこんな「行き当たりばったり」な考えになるのか?
わかりません(笑
あくまでも私の想像ですが、今の時代が「便利」になっているから、「正解がそばにあるから」という事なのではと思うんですよ。
昔は云々って言いたくないのですが、昔は、正解じゃない事が沢山ありました。
そのため「まだまだ改善の余地はある」って時代だったんです。
でも、今は「正解は私たちにお任せ。皆さんは私たちに任せてもらえば大丈夫」って時代になりつつあるのかな?と思うんです。
この正解を提供することが「ビジネス」になってしまっているので、人が、何も疑わなくなってしまっている。
全てが「性善説」になるので、今だけ考えれば良くなっているのではないかと感じます。
でもね、ビジネスなので、そこには必ず「利益」があるんだろうなと。
「スマホ脳」って本を読み返すと、このビジネスに夢中にさせる仕組みがあるんだろうと。
それは「性善説」を提供することで信じさせる仕組み、違う視点から考えると「ドーパミン」という脳内物質を出させる仕組みが沢山あるんだろうなと。
疑って考える。
これって悪い事じゃないと思うんだけどな~。
面倒な事、邪魔くさい事も悪い事じゃないんだけどな~。
新しい発見って、こういう事に埋もれているんじゃないかな?
昨今、時短だとか効率だとか言いすぎじゃないですかね。
アーティストの曲も前奏部分を短くしないと売れないらしいですし。。。