昨日(2025/1/13)までで終わりましたが、オートサロンに行ってきました。
これに行かないと1年が始まらないイベントです。
私は北陸から行きましたが、北陸では絶対味わえない雰囲気。
この雰囲気を感じるだけでも有意義なイベントです。
とはいえね、北陸を出た時は「みぞれ」まじりの雪。
足元も雪支度状態。
それがですね、オートサロン開催の千葉に到着すると
なんですか?
日本海側と太平洋側で、こんなに違うものですか。。。
天気も違えば気温も違うよ。
暖かいです。
で、会場に入ると・・・
毎度おなじみの熱気が感じられます。
それも、今年は例年以上に人が多く、通路が歩けません。
とはいえ、これが無いと1年が始まらないのでね。
総評ですが・・・
移動が大変で写真を撮っている場合ではないので、写真はありません。
本当に人が多い。
ちょっと思ったのが、今年のオートサロンは「ちょっと変わってきたかな?」という感じ。
何なんでしょうね。。。いやいや盛り上がることは良いと思いますが、それにしても歩けない、ブースに寄れないというのは困った。
たぶん「今年初めて来た」と言った人も多いのでは?
私のように「クルマのアップデートで、次は・・・」と目論んでショップさんと話をしたい人には、ちょっと残念。
と思わせるぐらい、人が多い。。。それも望遠カメラの人が異常に多い。
以前は、通路ど真ん中で写真を撮るのは控えるようにって話もありましたが、今は無法地帯。
外国の人は通路の中央で多人数会議を始めるし、ほとんどの人が人にぶつかりながら走り回っている。
歩くのも一苦労。。。
なんだか「オートサロンというイベントがフワフワ、ユラユラしている感じがする」という印象。
タイヤの匂い、オイルの匂い、ガソリンの匂いそんな硬派な(匂いはイメージですが)印象が無くなり、派手でクルマと言うより見た目、表面だけの世界。
そんな感じになっちゃったかな?と。
原因は、好景気の浮かれた状態(実感は無いと思いますが経済上です)、クルマ業界、モータースポーツの成熟があるのかな?と。
スポーツが成熟すると、プロと楽しんでやっている人の差が激しくなり、スポーツではなく娯楽になってしまう。
そうすると、真剣さが無くなり「フワフワ状態」「接待ゴルフ状態」になってしまう。
そういう側面があるのかな?と。
客層も「クルマが好きだ」より「にぎやかな所が好きだ」とか「ただ写真の被写体が欲しい」人中心になりつつあるのかな?
次の日行きましたが「秋葉原」も同じ感じ。
機械の匂いがする秋葉原が、今や匂いが変わってしまったフワフワな土地になってしまった感じがする。それと一緒。
成熟するとフワフワしてしまうのかな?
ひょっとすると、ここ数年で不景気になるのでは?と想像してしまいます。
物価が上がった状態で不景気に・・・想像したくないです。
あるショップさんと話していましたが、「オートサロンの参加をやめようと思っていました」と。
アフターマーケットではメーカーさんディーラーさんとも付き合いできなくなったそうで、提案レベルでの業態に変えないといけなくなってきたそうです。
つまり、オートサロンではなくモビリティーショーの方にシフトしないといけないかな?とのことです。
分かります。
昔の華やかなゲームソフト業界のほとんどが、カーナビシステム、スマホシステムの開発とビジネスシステムにシフトしたような感じ。
少し時代に対する変化の匂いと、パラダイムシフトが起き始めているのではないかと言う寂しさが感じられました。
最後に
2リッターのロードスターです。
まだマツダさんは、このような提案をしてくれてありがたい限りです。
ただ、手取り収入が変わらない、もしくは減っている今日この頃で、2リッターのFRが500万円というのは、なんとも寂しい限り。。。
モノだけは世相を反映し、我々の生活は後退している。
そんな寂しさが、オートサロン、クルマとの距離を感じさせているのかもしれない。
そんな「むなしさ」が悲しくなります。
あ~暗くなっちゃった。