ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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考えてみませんか?

2013-07-17 21:08:27 | 日記
職場の定期異動も終わり、新しい環境でのスタートを切られた組合員の方も多いと思います。
毎年のこととはいえ、これだけの人間が異動してよく通常業務を回してることに驚きです。

さて、今回は最近よくよく耳にするWLBについて。
BLTでもLETでもWBCでもありません。ワーク・ライフ・バランスです。
「仕事と生活の調和」として、管理者研修でもよく取り上げられ、その意識づけに注力しているように
感じられますが、実際にどんなことかと問われると・・・・。
これって、当たり前ですが一人ひとりの「適切なバランス」は違うんですよね。

しかも、その「適切なバランス」は人生のその時々で違ってくる。
この話題はともすると女性のキャリア問題を同一視されがちですが、そうじゃないですよ。
出産は女性だけですが、育児、そして介護は男性も担わなければならない社会環境になってます。

特に介護。例えばまだまだ働き盛りの時代に、親が倒れて要介護となった。いろんな介護制度も利用しながら、
でも自分自身も親の世話をしなければならない。仕事は年休?特休?使っても限度がある。配偶者だって当然働いてます。
しかも育児とちがって、いつ終わるのかわからない生活。仕事をやめるわけにはいかない。

その時、どんなふうに仕事を続けていくのが一番良いのか?

私がWLBを考えるといつも行き着くのは、時短とか週何日勤務とか在宅勤務とか働き方のバリエーションを増やすこと。
「いろんな働き方ができる職場・社会」になって欲しい!ということです。
いろんな人が働く職場なら、「働き方の選択肢」はできるだけたくさん用意されていなければならないと思います。
これからより一層多くの女性と高齢者が働く社会となっていくなら、最低限必要なベースですよね。

(東海の母)