ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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組合活動する目的(意義)

2019-08-16 08:47:29 | 主張
地本の定期大会や支部オルグの懇親会で「なぜ労働組合を熱心にやっているのか?」
との質問を受けることが間々あります。

しかし、私の知っている限りでは「組合活動が好きだから」と答える人は稀(変人?)であり
多くの皆さんが、組合活動が大変ではあることを知りつつも、必要性を認識しているからこそ
役員諸先輩方や周り人達の信任からの責任感と当番制(役員を受ける順番が回ってきた)において
組合活動をされていると思います。

かくいう私も、当番制(少し早いですが…)と周りからの信頼に対する責任感を持って中央本部書記長を受けました。
その他、これまでの組合活動等の経験から、4つの目的(意義)において労働組合活動を行っています。
(あまり言い出すと長くなるので簡潔に・・・)

○国家公務員としてより良い公共サービスの提供できる環境作り
 劣悪な職場環境(人手不足、長時間労働、ハラスメントの横行、施設不良・備品不足など)では、
 国民に対するより良い公共サービスが行えません。
 国家公務員になったからこそには国民対するベストパフォーマンスを追求する義務があると考えます。 
 だからこそ職場環境改善のために、組合活動を行い。職員ひとりひとりの声をきき、職場の問題点を見つけ、
 そして改善点を当局要求し、限られた予算(税金)の範囲内において最大限の成果を得ることが必要だと考えます。
(民間労組ではこの活動資金を組合費で賄っており、公務においても税金ではなく、組合費によって活動されるすべである。)

○民間労働組合の後押し(情けは人のためにならず)
 私たち国家公務員の賃金や労働条件は、民間準拠(情勢適用の原則)で決まります。
 他方、人事院が調査対象とする民間企業の多くには労働組合が存在し、賃金や労働条件の多くは、その労働組合が
 勝ち取ったものが大多数である。公務員は民間の労働組合が勝ち取った条件に、単なるただ乗りしてよいのか?
 組合に加入し、社会全体の労働環境の改善の活動をしてこそ、公務員バッシングを批判する権利があると考えます。
(公務員の労働条件を参考にする民間企業も多いことから、公務員の労働条件改善は社会全体のプラスに寄与する。)

○諸先輩方が築いてくれた職場
 組合に入らない人の理由として、「今の職場に不満がない」と答える人がいますが、その職場環境は誰が築いてくれた
 ものなのかを考える必要があります。組織維持や労働条件、休暇の取得しやすい雰囲気など、現在の職場環境は諸先輩方の
 組合活動により築いてくれた『財産』です。その先輩方が苦労をして得た『財産』を今後、ただ知らんぷりして単に食いつぶすのか、
 あるいは維持・さらには増やしていって、のちの後輩たちに残していくのかは、現在の職員にかかっています。
 また、懸念していることは、このまま組合の組織率が低下すると、今後、組合経験(労働環境の改善活動)をしたことのない人が
 組織内に増えていく状況下において、引き続き維持向上活動(メンテナンス)をせずにこの環境が続くと考えるのか?

○自分の身を守る
 幸いにも、私が今まで働いてきた職場では仕事も仲間も恵まれた環境にありましたが、いつ何時、環境が変わり
 長時間労働の強制やパワハラなどのハラスメントの被害を受けるかわかりません。
 一人では声が上げづらい。その時に助けてといえる組織が『組合』と考えます。


現時点ではこれら4つの目的(意義)のため、労働組合は必要であると考え、私は組合活動を行っています。
(今後、私が活動をしていくにつれて、また意義も増減したり変わったりすることもあると思います。)


問:皆さんが組合活動する目的(意義)って何ですか??


中央本部のWEST氏


※当初目標としていたダイエットですが、健康診断までに目標としていた数値をクリアしました!!
 日に日に自分の身体が軽くなる感じがたまりません(笑) 快感です(←危ないひと)
 大学生時代に颯爽(?)とスキーを滑っていたあの頃の身体を取り戻すべくまだまだ頑張ります。
 (入局当初の体重まであと―4キロ!!)

※資格については、仕事がら社労士とFPの参考書を買いました(買っただけです)
 来年の受験を目指して少しづつやっていきます。


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