CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-021「TUBE チューブ 死の脱出」(フランス)

2022年01月26日 22時00分16秒 | フランス映画
死後の世界などない  暗く狭いチューブの中で目を覚ました女。腕にはカウントダウンを表示するブレスレットが取り付けられていた。  訳の分からぬままチューブ内を移動すると、別のチューブにたどり着く。チューブはまた別の空間に繋がっており、迷路のように入り組んでいる。しかも各チューブには恐ろしいトラップが仕掛けられ、考える間もなく次々と恐怖が襲いかかる。  彼女は出口を求め、延々と続くチューブをさまようが . . . 本文を読む
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21-085「レッド・スネイク」(フランス・イタリア・ベルギー・モロッコ)

2021年06月08日 20時20分53秒 | フランス映画
家族や兄弟はいたが、姉妹はいなかった  少数派ヤジディ教徒のザラはISの襲撃を受け、父親を殺され、弟を連れ去られた上、自らはISメンバーの奴隷にされてしまう。  やがて、どうにか脱出したザラは、女性だけで構成された特殊部隊“蛇の旅団”に加わり、父の敵討ちと弟を取り戻すため、武器を手にISとの過酷な戦いに身を投じていくのだったが。(「allcinema」より)  イスラム過激派ISと女性だけの特 . . . 本文を読む
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21-059「シティーコップ 余命30日?!のヒーロー」(フランス)

2021年04月02日 00時27分19秒 | フランス映画
ドアから入れ、俺は空から  殉職した父の遺志を継ぎ警官となったライアンは、臆病な性格のせいで仕事ではいつもドジばかり踏んでいる。  ある日、取り逃がした犯人を追っている途中、ゴミ箱に突っ込み、ネズミに噛まれてしまう。噛まれた跡を医者に診てもらうと、ネズミから感染する珍病にかかっており、余命30日だと告げられる。  今まで真面目に生きてきたライアンは残り少ない人生を楽しむため、麻薬組織のボス・テディ . . . 本文を読む
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21-001「パリのどこかで、あなたと」(フランス)

2021年01月02日 00時45分42秒 | フランス映画
一緒にいても自分を持たなきゃダメ  パリの隣り合うアパートメントでひとり暮らしをしているメラニーとレミー。すぐ近くにいながらお互いのことは全く知らないまま。  がん治療の研究者として働くメラニーは、大きな仕事を控え忙しい日々を送っていた。一方、大きな倉庫で働くレミーは、同僚がクビを切られる職場で自分だけが働き続けることに罪悪感を募らせていく。  やがて仕事や恋愛のストレスでメラニーは過眠症に、一方 . . . 本文を読む
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20-160「リベンジ・アイランド」(フランス)

2020年10月01日 23時22分33秒 | フランス映画
人は親の死は忘れるが、自分の財産は忘れない  世間を騒がせた現金強奪事件から15年。その罪を一人で背負い服役していたメディは、南国で悠々自適の暮らしを送るかつての仲間たちの前に現れる。だが、血と暴力から目を背け、対立組織にもやられ放題の仲間たちの姿を目の当たりにしたメディは苛立ちを隠せない。  かつての日々を取り戻すかのように、メディは再び彼らを暴力の渦へと引きずり込んでゆくのだが。(「KINEN . . . 本文を読む
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20-133「ゲット・イン」(フランス・ベルギー)

2020年07月20日 09時35分18秒 | フランス映画
僕はチョコバーだ、外側は黒く、中は白い  バカンス中、使用人に自宅を占拠されたポールとクロエ。立ち退きは簡単だと思われたが、覚書に返却規定がなかったため、法の壁が立ちはだかる。  怒り狂うポールの前に現われたのは、クロエの昔の友人ミッキーだった。仲間たちとともに、ポールをドラッグやセックスが蔓延するアンダーグラウンドの世界へ引きずりこんでゆくミッキー。  そして、ついに惨劇が起きる。ミッキーたちが . . . 本文を読む
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20-130「ANNA アナ」(フランス・アメリカ)

2020年07月13日 23時26分52秒 | フランス映画
災いは予告なく訪れる  1990年、モスクワ。露店でマトリョーシカ人形を売っていた大学生のアナは、パリのモデル事務所にスカウトされるや瞬く間にトップモデルとなり、事務所の共同経営者オレグと付き合い始める。  そしてある時、オレグが武器商人という裏の顔を打ち明けると、アナは躊躇なく彼を撃ち殺す。彼女の正体はKGBによって造り上げられた殺し屋で、オレグの暗殺は、KGBの上官オルガによって課された最終テ . . . 本文を読む
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20-083「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」(フランス・ベルギー)

2020年03月03日 01時25分11秒 | フランス映画
自分の物は自分で守れ  世界的ベストセラー『デダリュス』3部作の完結編『死にたくなかった男』の出版権を獲得した出版社社長エリック・アングストロームは、世界同時出版することを大々的に発表する。  さっそく各言語の翻訳者9人がフランスの豪邸に集められ、一斉に翻訳作業を始めることに。しかしそれは、情報流出を防止するため、携帯やPCなどの通信機器を没収された上、広大な地下室に監禁され、完全監視の中で行わな . . . 本文を読む
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20-081「ドント・イット THE END」(フランス・モロッコ)

2020年03月01日 22時56分34秒 | フランス映画
あどけない子供たちの喜びをそいつは喰らう  静かな田舎町で、古びた家に入って遊んでいた4人の子供たち。その1人がおびただしい血痕を残して姿を消してしまう。  25年後、残された3人の前に突然“それ”が現れ、どこにいても彼らを追いかけてくる。その秘密を共有することになった仲間たちを、さらに大きな恐怖が襲おうとしていた。  なぜその町で子供が消えるのか? “それ”の正体は一体何なのか?(「KINENO . . . 本文を読む
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20-079「わがままなヴァカンス」(フランス)

2020年03月01日 09時51分21秒 | フランス映画
人の陰に隠れて生きるな  カンヌに暮らす16歳の少女ナイーマは、今までと違う刺激を求め、帰省していた従姉ソフィアと夏休みを過ごすことに。普段はパリに暮らすソフィアは、22歳にして高級ブランド品を身に纏い、肉感的な体つきで男を虜にする魅力的な女性となっていた。  ナイーマにとって初めて経験する大人の世界。だが、その中で自由奔放に振る舞うソフィアには、金持ちの男たちが群がっていた。  別荘地でのグルー . . . 本文を読む
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20-041「ジェシカ」(フランス)

2020年02月01日 11時31分58秒 | フランス映画
訓練と昼寝の時間は守ること  愛情を知らずに育ち、生きるために略奪や殺人を繰り返す孤児たちと、武装ドローンを駆使して彼らを抹殺する特殊部隊。孤児たちを率いる謎の女戦士ジェシカは、特殊部隊に狙われた1人の青年を救い、仲間に迎え入れる。  殺人の衝動を抑えられず不安を抱えるその青年は、仲間たちの愛情に触れ次第に打ち解けていくが。(「作品資料」より)  近未来を舞台にしたSFアクション、という謳い文 . . . 本文を読む
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20-037「ラスト・バレット」(フランス・ウクライナ・ベルギー)

2020年01月28日 00時16分18秒 | フランス映画
オオカミは、覚えた血の味は忘れない  人里離れた山小屋で孤独な生活を送る凄腕の殺し屋ヘンリー。報酬さえもらえれば依頼主が何者かは問わない彼は、厳重な警備に守られた大富豪ケスラーをいとも簡単に始末する。  数日後、森で倒れている女を発見したヘンリーは、不審に思いながらも介抱する。  同じ頃、ケスラー殺害事件を捜査する警察と、女の行方を追う謎の男たちがヘンリーに急接近し。(「作品資料」より)  雪 . . . 本文を読む
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20-014「デビルズ・ソナタ」(フランス)

2020年01月11日 22時03分08秒 | フランス映画
純粋なる者の唇を通して語りかける  将来有望な若き天才女性ピアニスト、ローズのもとに幼い頃に生き別れた父の訃報が届く。かつて一世を風靡しながら突然姿を消した著名な作曲家マーロウが、自分の父だと知ったローズ。  遺産整理のため、フランスの田舎町にひっそりと佇む古めかしい屋敷を訪れたローズは、そこで父が死ぬ間際に作曲していた『バイオリンソナタ 作品54』という楽譜を見つける。だが、その楽譜には幾つもの . . . 本文を読む
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19-315「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」(フランス)

2019年12月15日 21時09分40秒 | フランス映画
相棒以上の関係、親友だ  “シティーハンター”こと冴羽リョウはボディガードや探偵を請け負う凄腕のスイーパーとして、相棒の槇村香と共に様々な依頼を処理していた。  そんなある日、ふたりのもとにとびきり危険な依頼が舞い込む。それは、何者かに奪われた“キューピッドの香水”の奪還。その匂いをかぐと誰もが虜になってしまうという恐るべき媚薬で、悪用されれば世界が破滅してしまう。しかも48時間が過ぎると香水の効 . . . 本文を読む
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19-300「ディア・スキン 鹿革の殺人鬼」(フランス)

2019年12月04日 00時45分25秒 | フランス映画
ジャケットを着てる千年に一人の男になれ  夢にまで見た憧れの鹿革ジャケットを手に入れたジョルジュ。フリンジのたっぷりついたカウボーイ風のジャケットは完璧で、それを着た自分はさらに非の打ちどころがないほど美しかった。  その異常なまでの鹿革への執着が、やがて自分以外でジャケットを着る人間への憎悪へと変わっていく。  ビデオカメラを片手に街へ出た彼は、“死のジャケット狩り”を始める。(「KINENOT . . . 本文を読む
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