CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-213「ボーン・トゥ・フライ」(中国)

2024年07月20日 01時01分18秒 | 中国映画
軍人には命もあるが、使命もある

 優れた操縦技術を持ちながらも、訓練中に起こしたトラブルにより、その能力をいかしきれずにいた空軍パイロットのレイ・ユー。そんな彼の才能に気づいたテストパイロットチーム隊長のチャン・ティンからチームへと誘われたレイは、厳正な選考を経てテストパイロットに選ばれる。

 レイをはじめとするパイロットたちは新世代ステルス戦闘機のテスト飛行任務に就くが、高度1万メートル以上の世界で繰り返されるテスト飛行の厳しさは想像を絶する過酷さだった。

 極限状態の中、思うように成果を出せないことにいらだちを覚えていたレイは、ライバルのドン・ファンと衝突してしまう。(「作品資料」より)


 テストパイロットたちが、過酷な任務にあたる様、友情や絆を描いたスカイ・アクション。

 空軍のパイロットであるレイ・ユーは、テストパイロットの隊長、チャン・ティンの誘いでテストパイロットの選考に挑む。

 過酷な試験を通り、6人の仲間と共に最新型戦闘機開発のためのテストパイロットに挑むが、テストは失敗ばかり。

 レイ・ユーは苛立ちを隠せず、テストパイロットを辞めようと考えるが、その矢先悲劇が起こる。

 戦闘機のパイロットの話となると、敵との空中戦をイメージするが、テストパイロットもかなり過酷なもの。

 完成されていない戦闘機で、様々な飛行に挑まなければならない。

 時には命を落とす者もおり、本作でも悲劇は起こる。

 他国よりも遅れている最新型の戦闘機を早く開発し、前線の仲間に送りたいという想いを抱えるレイ・ユーたち。

 テスト飛行の内容はよく判らなかったが、危険との隣り合わせで、緊迫感溢れるものだった。

 冒頭と最後、我が物顔で領空を侵犯する戦闘機が登場するが、これはどこの国なんだろうな。

 英語を話していたから、やっぱりアメリカ軍なのか。

 テストパイロットたちの命を賭けた飛行が描かれ、面白い1本だった。

/5

監督:リウ・シャオシー

出演:ワン・イーボー、ユー・シー、チョウ・ドンユィ、フー・ジュン

於:TOHOシネマズ池袋

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