CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-336「イタズラなKiss THE MOVIE3 プロポーズ編」(日本)

2017年11月26日 01時10分04秒 | 日本映画
死ぬときは一人淋しく写真でも持っていくか
 憧れの入江直樹との結婚を夢見ていた相原琴子だったが、その入江は経営難の父の会社を救うために、取引先の会長の孫娘との縁談を承諾してしまう。
 入江のことは諦めるしかないと、自分を好きでいてくれる金之助とデートする琴子だったが。(「allcinema」より)


 「イタズラなKiss THE MOVIE ハイスクール編」「イタズラなKiss THE MOVIE2 キャンパス編」に続くシリーズ第3弾。そして多分完結編。

 前2作は近場で上映していたが、入りも良くなく1週間で打ち切りになっており、この3作目はついにDVDスルー。

 それでも、あまり行かない映画館で1週間限定上映しており、せっかく前2作も観ているし、結末も気になるので鑑賞することに。

 「プロポーズ編」とあるので、最後はハッピー・エンドになるのだろうとは思うが、必ずしも直樹が琴子にプロポーズするとは限らないからな。


 大学生になった琴子と直樹。

 琴子は直樹に対し、一途な想いを持ち続けているが、直樹は相変わらずつれない態度。
 
 そんな中、一人の男が琴子に告白してきて、直樹にやきもちを焼かせようとすることから始まり、様々な事件が発生する。

 具体的な将来の夢を持ち始める直樹であるが、父親が病気で倒れてしまい、直樹が社長代理として働くことになり、大学も休学する。

 父親が経営する会社が経営難に陥っていることも判り、そのためか、大手投資会社の社長の娘とお見合い、お付き合いをする直樹。

 そんな直樹を見て、彼のことを諦めようと考える琴子であるが、それでも直樹への想いは消すことができない。

 傷心の琴子を慰めるかのように、幼なじみの金之助がプロポーズしてくる。

 果たして、直樹と琴子の関係はどのようになっていくのか。


 色々事件を盛り込んだためか、この手のラブコメとしては時間がちょっと長かったかなという印象。

 時折琴子に対し優しさを見せる直樹であるが、なかなか二人の仲は進展せず、ちょっとやきもきさせられる展開である。


 前作のラストで起こった事件の真相が明らかにされたところは、ちょっとスッキリしたな。

 なかなかハッキリしない直樹と琴子の関係をコミカルに、ちょっと切なく描いた作品。
 ラストはちょっと呆気なく決着ついたなという感じではあったが、楽しめた一本だった。

/5

監督:溝口稔
出演:佐藤寛太、美沙玲奈、山口乃々華、大倉士門、灯敦生、牧田哲也、文音、佐藤瑠生亮
    池上紗理依、荒井萌、犬飼貴丈、天津向、栗原類、石塚英彦、鈴木杏樹、陣内孝則
声の出演:水樹奈々、古谷徹、山崎たくみ
於:ユナイテッドシネマ豊洲

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