CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-096「放課後戦記」(日本)

2018年04月28日 23時16分53秒 | 日本映画
私の周りで天使が増えていく
 ある日の放課後。憑対弓立にハンカチを返すために屋上で待っていた門脇瀬名は、そのまま居眠りをしてしまう。目を覚ますとすでに暗くなっていて、彼女は学校に閉じ込められていることに気づく。
 そしてそこは、生き残るためには3日以内に他の生徒全員を殺さなければならないというあまりにも不条理な世界だったのだが。(「allcinema」より)


 女子高生たちが殺し合いをするという話。
 どのような状況でそのような殺し合いになるのだろうと思っていたが。

 序盤は、門脇瀬名という女の子が、校舎の屋上で一人の女の子がいじめられているのを傍観しているところから始まり、放課後に再び屋上を訪れる。

 居眠りしてしまい、目が覚めると夜になっており、そこから瀬名は思わぬ状況へと陥ることになる。

 いつの間にやら、瀬名は女子生徒たちが殺し合いをしている世界へと放り込まれてしまう。

 しかも一定の場所を出ようとすると、何者かに撃ち殺されてしまうという状況。

 何とかそんな状況を打破しようとする者たちに助けられ、一緒に行動する瀬名であるが、瀬名自身も殺戮に身を投じるようになる。

 いったい何故に女子高生たちが殺し合いをしなければならないのか。
 瀬名が居眠りしている間に何が起こったのか。


 その秘密は徐々に明らかになっていくが、要は思春期の女子高生の心が要因となっているような感じである。

 そうは言っても、何故に殺していくのかは判りづらかったかな。

 バイオレンス的な話ではあったが、こんなものかなというぐらいのバイオレンス・アクション。

 瀬名も含めて登場する女の子たちが、色々な種類のセーラー服やゴスロリ、あるいはジャージなど、様々な衣装に身を包んでおり、コスプレ少女の殺し合いだったな。


 ちょっとエンディングも判りにくいところがあったが、女子高生が心の殻を破る様を描いたということかな。

 バイオレンスとしてはやや物足りなさを感じる作品だった。

/5

監督:土田準平
出演:市川美織、秋月成美、りりか、小宮有紗、遠藤新菜、青島心、窪田美沙、井上美那
    大野未来、小泉萌香、片岡沙耶、新田祐里子、加藤美紅、野々宮ミカ、三橋栄香
於:シネ・リーブル池袋

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