CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-095「トレイン・ミッション」(アメリカ・イギリス)

2018年04月23日 00時10分03秒 | アメリカ映画
次の駅までにあなたの性格が判る
 10年間も勤めてきた保険会社を突然リストラされた元警官のマイケル・マコーリー。いつもの通勤電車で帰路についた彼だったが、住宅ローンと息子の学費が大きな不安となって重くのしかかる。
 そんな彼の前に見知らぬ女が現われ、乗客の中からある人物を捜し出せたら10万ドルを与えるという奇妙なゲームを持ちかける。ヒントは、馴染みの乗客ではなく、終着駅で降りる人物、そして通称はプリンという3つ。警戒しながらも高額な報酬に抗えずとりあえず捜し始めたマイケルだったが、すぐに容易でないと気づく。
 しかしその時にはすでに相手の罠にハマり、妻子までをも人質に取られて後戻りできないところまで追い詰められてしまうマイケルだったが。(「allcinema」より)


 突然リストラを宣告された60歳のマイケル・マコーリーが、その帰りの通勤電車の車中で謎の女に声をかけられ、ある奇妙な提案を受ける。

 半信半疑でそれを実行するマイケルであるが、やがて退くことのできない危険な状況へと追い込まれることになる。

 毎日同じ時間に乗る通勤電車の中で起こるサスペンスフルな展開。
 そんなに顔見知りになり、親しくなるのかと不思議な気持ちにもなるが、謎の女から一人の乗客を見つけ出すことを指示される。

 ヒントの一つは馴染みの乗客ではないこと。

 ほとんど何も判らない状況で、しかも妻と息子を人質にも捕られ、マイケルはミッションを遂行しようとする。

 単なる謎解きのミステリーだけでなく、激しい戦いを含んだアクションもあり、リーアム・ニーソン演じるマイケルはかなり体を張っている。

 リストラされた保険マンであるが、元警官ということもあり、それなりのファイト・シーンは見せる。

 しかもクライマックスでは、乗っている電車のブレーキが利かず、暴走、脱線しそうになるという大掛かりなシーンまで。

 果たしてマイケルは目的の乗客を見つけられるのか、そして自らと家族の危機を救えるのか。
 指示された人物を見つけ出せるのか、そしてその人物は何者なのか。
 更に指示した女性とその裏にいる者たちは何者なのか。

 かなり強引な展開でもあったが、限られた車中という空間で繰り広げられるサスペンス・アクション。
 設定もちょっと凝っていて、面白い作品だった。

/5

監督:ジャウマ・コレット=セラ
出演:リーアム・ニーソン、ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン
    サム・ニール、エリザベス・マクガヴァン、ジョナサン・バンクス、フローレンス・ピュー
於:TOHOシネマズ日比谷

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