CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-271「まなみ100%」(日本)

2023年10月19日 22時38分14秒 | 日本映画
言いたいことは、言えるうちに言っとかないと、後で後悔するよ
 自分勝手で少し変わり者の“ボク”は、高校で同じ器械体操部に所属していた平凡そのものの女の子・まなみのことがずっと好きだった。高校時代、大学時代、現在までの10年間で多くの出会いと別れを経験しても、まなみに対するボクの思いは変わらず、その理由もわからない。
 やがて、まなみが結婚することになり。(「作品資料」より)


 高校一年生の出会いから10年間、同級生のまなみを想い続けた主人公の姿を描いた青春ストーリー。

 ちょっと自己中心的な主人公のボクは、高校入学時に出会った同級生のまなみに惹かれる。

 友人と共にまなみと同じ体操部に入る。

 しかし、ボクはその調子の良さから別にカノジョを作り、別れを繰り返したりしている。

 たまに、まなみと出かけたりして、18歳になってからは〝結婚しよう〟と軽く口にしたりする。

 側から見れば、本気じゃないように感じるが、意外と本気だからこそ真面目に求愛して、真面目に振られてしまうのが怖かったんだろうな。

 ストーリーはボクとまなみの件だけでなく、ボクが経験する様々なことが描かれる。

 その中には、他の女性との恋愛もどきも描かれている。

 まあ共感できる人物かと言うと、微妙なところだったな。

 冒頭、ボクと友人二人が共に出かけようとするシーンから始まり、その服装から結婚式だと思われる。

 そしてクライマックスとなり、それが誰の結婚式かは判るのだが、その展開を見ていると「あの頃、君を追いかけた」を思い出させたな。

 まなみへの想いがもう少し強めに描かれていたら、切なさも募ったかなという印象だったな。

/5

監督:川北ゆめき
出演:青木柚、中村守里、伊藤万理華、宮﨑優、新谷姫加、菊地姫奈、下川恭平、藤枝喜輝、諏訪珠里、日下玉巳、野島健矢、髙橋雄祐、詩野、濱正悟、オラキオ
於:池袋HUMAX CINEMAS

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