CINECHANが観た映画について

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基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-337「スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナルハッキングゲーム」(日本)

2024年11月05日 00時06分44秒 | 日本映画

剥製にしたい人がいる

 長い黒髪の女性ばかりを狙った連続殺人事件。被害者は落としたスマホから個人情報を奪われ、家族や恋人のみならず命まで奪われてしまう。

 人の心を操る天才的ブラックハッカーである連続殺人鬼・浦野善治は、刑事の加賀谷学によって一度は逮捕されたものの、刑務所内からサイバー攻撃を企て、警察内の混乱に乗じて姿を消した。

 ある日、日本政府に突如として大規模なサイバーテロ攻撃が仕掛けられる。

 発信元は韓国のソウルで、浦野による犯行だと疑われるが。(「作品資料」より)

 

 「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」に続くシリーズ第3弾。

 前作の最後に脱獄し、韓国へ渡った連続殺人犯の浦野。

 物語は韓国から始まる。

 韓国裏組織から韓日首脳会談の阻止と大統領暗殺の手助けを依頼される浦野。

 ある条件と引き換えに依頼を受ける。

 日本では、内閣サイバー班に配属された加賀谷は今も浦野を追っている。

 日韓を舞台にハッキングをしながら繰り広げられる攻防。

 本作はどちらかと言えば、浦野をメインに描いた作品。

 組織に属し、浦野の世話と監視を行うスミン。

 彼女には心に抱える痛みがあり、それが浦野に引き寄せられる要因となる。

 浦野は今も富田麻美に執着しているよう。

 日本で、麻美の夫、誠の携帯がハッキングされるが、最初は浦野の仕業だろうと思ったが、後からもしかすると実は警察の仕業ではと思わされるところあり。

 果たして、日韓首脳会談は無事行われるのか、浦野は麻美に近づくのか。

 浦野とスヨンの関係はどうなるのか。

 話の行く末が気になる展開ではある。

 意外と浦野は正義に近いことをしたんではないかという印象。

 ラストはかなりサイコ的な結末を迎えるな。

/5

監督:中田秀夫

出演:成田凌、クォン・ウンビ、大谷亮平、白石麻衣、井浦新、佐野史郎、真飛聖、利重剛、猪塚健太、高石あかり、田中圭、原田泰造、千葉雄大

於:池袋HUMAX CINEMAS


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