CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-029「突撃!隣のUFO」(日本)

2023年02月10日 00時23分05秒 | 日本映画
説じゃなくて、事実です
 UFO事件を調査する民間組織「UFO RESEARCH LABORATORY」(URL)の新人・岡本は、先輩の調査員・滝とともに不時着したUFOの調査に向かう。
 UFOや宇宙人の存在に恐れおののく岡本をよそに、滝は金のしゃもじを持って躊躇なくUFOの内部に侵入。その図々しさに逆に宇宙人のほうが恐れをなし、地球から去ってゆく。
 滝は過去に妻子をUFOに誘拐されており、その事件の現場に落ちていたのが、彼のもつ金のしゃもじだった。そのしゃもじの不思議な力のおかげで、滝はUFOに恐れをなすこともない。滝はUFOを追っていれば妻子に再会できるのではないかと考え、URLに参加していたのだ。
 そんなある日、ついに滝の妻子を誘拐したUFOが再び出現する。(「作品資料」より)


 おバカ映画の巨匠と言われる河崎実監督が「超伝合体ゴッドヒコザ」に続いて、愛知県幸田町、蒲郡市で撮影に望んだ最新作。

 主演はヨネスケ。

 タイトルは、ヨネスケの人気バラエティをもじったものだというのは、すぐに判るな。

 ヨネスケ演じる滝は、UFOを調査する民間組織URLの調査員。

 普段は無口であるが、UFOを目にすると、図々しく饒舌に突撃していく。

 手には不思議な巨大しゃもじを持って。

 滝は一年前にUFOにさらわれた妻子を見つけるためにURLに入ったようで、巨大しゃもじは、その時、UFOが落としていったもの。

 滝はUFOを目にすると、新人の岡本の制止も聞かずに突撃していく。

 河崎監督作品であるから、出てくるUFO、宇宙人はチープなもの。

 途中、小ネタも挟み込まれるが、岡本を演じる濱田龍臣は「ウルトラマンジード」に出演していたらしく、また長官の国松を演じているのが、「ウルトラセブン」のモロボシ・ダン演じた森次晃嗣ということで、ウルトラマンネタもあり。

 更に、「月刊ムー」編集長の三上丈晴、UFO研究で有名な矢追純一、かつてエリア51で河崎監督と共にUFOを目撃したといういしだ壱成のインタビュー映像も差し挟み、ある意味笑いを増している。

 滝は、妻子を見つけ出すことが出来るのか。

 最後の決着は、やっぱり〝食〟によって決まるのだな。

/5

監督:河崎実
出演:ヨネスケ、濱田龍臣、服部有菜、ハリウッドザコシショウ、イーグル溝神、タイガー福田
   かとうあつき、澄川友哉、谷口洋行、破李拳竜、米多朗、三上丈晴、いしだ壱成、矢追純一、森次晃嗣
ナレーター:高川裕也
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 23-028「暗殺」(中国) | トップ | 23-030「ベニー・ラブズ・ユ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事