CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-030「ベニー・ラブズ・ユー」(イギリス)

2023年02月11日 19時08分31秒 | イギリス映画
僕たちは永遠に友達だ
 おもちゃデザイナーとして働く実家暮らしの男性ジャックは、35歳の誕生日に事故で両親を亡くしてしまう。仕事でも失敗してお金に困った彼は、家を売ることを決意。
 部屋に溢れる思い出の品を処分していく中で、幼い頃に大切にしていたぬいぐるみのベニーを捨てようとするが。(「作品資料」より)


 子供の頃に可愛がっていたぬいぐるみを、飽きたから、あるいは大人になったということで捨ててしまおうとする。

 そんな時、そのぬいぐるみが動き出し、殺人鬼と化す。

 おもちゃ会社でデザイナーとして働くジャックは、今一つパッとしない生活を送っており、更に35歳の誕生日に両親を不慮の事故で亡くす。

 お金のないジャックは家を売らざるを得ず、整理のために子供の頃に可愛がっていたぬいぐるみのベニーも捨てようとする。

 しかし、そのベニーが魂を持ち、しかも殺人鬼となって動き出す。

 冒頭では、飽きられた人形が女の子に復讐する展開があったが、ベニーはジャックではなく、ジャックの周囲の人間を標的にしていく。

 動き出したベニーは可愛らしい言動を取るが、これが殺人鬼となると話は別だな。

 ベニーの行動の後始末に追われるジャック。

 殺戮シーンは内臓噴出などのグロテスクな映像で見せられるが、全体的に笑いの要素の多い作品ではあった。

 主人公のジャックもそうだが、同僚のリチャード、社長、そしてジャックの家を訪れる警官たちも、どことなく間の抜けた雰囲気を醸し出している。

 殺人鬼であるベニーを果たしてジャックはどうするのか。

 ラストは、若干切ない感じにはなっていたかな。

 笑いの要素を交えたスプラッタ・ホラーで、面白い一本であった。

/5

監督:カール・ホルト
出演:カール・ホルト、クレア・カートライト、アンソニー・スタイルズ、ダレン・ベネディクト、リディア・ホーリハン、デビッド・ウェイマン、ジョージ・コリー
   ジェームズ・パーソンズ、ジェニファー・ヒーリー、カトリオナ・マクドナルド、グレッグ・ペイジ、グレッグ・バーネット、ベラ・マンデイ、ローガン・マーレイ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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