CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-046「スカイ・シャーク」(ドイツ)

2021年02月27日 20時56分38秒 | ドイツ映画
つまり、どうするんだ?
 フランクフルトに向けて飛行中の飛行機が突然、外部からの襲撃を受け、乗員乗客が命を落とす事件が発生。
 同じ頃、北極で失われたはずのナチス第三帝国の巨大な戦艦が発見される。その中では、新兵器が極秘で製造されていた。それは、遺伝子の改変により、超能力を得たゾンビ戦士が操るサメの戦闘機だった。
 新兵器による破壊が行われ、世界中がパニックに陥る中、70年前にこの兵器の開発に携わったリヒター博士と2人の娘が、世界を救うために立ち上がる。(「KINENOTE」より)


 遺伝子改変によって超能力を得たナチスたちがサメの戦闘機に乗って攻めてくる。
 そんな奇想天外な設定のパニック・アクション。

 ナチスが秘密基地を月に作っており、そこから地球に攻め入ってくるという話の「アイアン・スカイ」という作品があったが、それとの繋がりはないようである。

 旅客機が空飛ぶサメに乗ったナチスたちに攻撃される。
 乗員乗客は乗り込んできたナチスのゾンビたちによって殺されるが、血飛沫満載で殺戮が繰り広げられる。
 女性も子供も容赦無しである。

 その後、113歳のナチス科学者の生き残りクラウスによって、ナチスのゾンビと空飛ぶサメの説明がなされ、彼の娘2人が、ナチスのゾンビと空飛ぶサメとの戦いに挑むことになる。

 説明シーンがやたらと長く、そもそもゾンビのナチスが発生した経緯がよく判らず、タイトルにもなっている空飛ぶサメそのものに関しての言及についても少な目だったな。

 戦いに関しても、その展開はグダグダな感じであったな。

 なかなかナチスのゾンビや空飛ぶサメなど、設定的には面白かったので、もう少し落ち着いてストーリーを展開してほしかったかなという印象。

 結構、お色気シーンも多かったが、ラストの映像に関しては、今ひとつよく判らないものがあったな。
 旅客機で一人の男性が鑑賞していた映画であるが、次回作ということなのか。

/5

監督:マーク・フェーセ
出演:トーマス・モリス、バルバラ・ネデルヤコーヴァ、エヴァ・ハーバーマン
   アマンダ・ビアース、トニー・トッド、ナオミ・グロスマン、ケリー・ヒロユキ・タガワ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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