CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-231「スタートアップ・ガールズ」(日本)

2019年09月29日 09時42分23秒 | 日本映画
やることではなく、やりたいことを伝えなければ
 光は自由奔放で天才的な大学生企業家。一方、希は安定志向の大企業のOL。
 正反対な二人だったが、光の事業をサポートしているミズキの計らいで、小児医療遠隔操作で診察をする新プロジェクトのビジネスパートナーになる。身勝手な光の言動に振り回される希は光を信じることができず、仕事にも行き詰まってしまう。
 非常識な光と手堅い希の人生最悪の出会いは、史上最強の新時代を創り出すことができるのか。(「KINENOTE」より)


 天才的な発想を持つ大学生企業家の小松光を演じる上白石萌音。
 安定志向の大企業のOL、南堀希を演じる山崎紘菜。

 東宝シンデレラ・ガール・オーディション卒の2人がW主演の青春ドラマ。


 企業家というのが、会社を興すのとは違うような感じで、ちょっと掴み辛い部分もあったかな。

 ネット、ITを使っての新ビジネスを考えるような感じなんだろうか。

 そして、そんな新しいビジネスと企業家を支える会社。

 
 光は天才的な発想を持つ企業家ではあるが、その立ち居振る舞いはぶっ飛んだもの。

 まあ、希ならずとも、ちょっとお付き合いするのは厳しい感じかなという印象。

 新たなプロジェクトを企業したものの、そこから外されてしまう光。

 別のプロジェクトを考え付いた光は希と共に、プロジェクトを興すため奮闘する。


 性格も仕事に対する考え方も正反対の光と希が、反発しながらも、お互い自分に足りなかったものを相手の中に見つけ出し、成長する話になっている。

 もちろん目標となる新たなビジネスが日の目を見るのかということで、そこに突っ走っていく二人の涙と怒りもあり。

 青春モノであるが、恋が絡まなかったのは、スッキリしているかな。

 ちょっとクライマックスには感動させるところもあり、面白い作品だった。

 冒頭や途中で映される逆さまになった風景の画は、光が見ている風景。
 世界を違う目で見ているからこそ新たな発想が生まれるということなんだろうか。

/5

監督:池田千尋
出演:上白石萌音、山崎紘菜、大西礼芳、長田侑子、沖田裕樹、三河悠冴
   渡辺真起子、宮川一朗太、神保悟志、山本耕史、ミーシャ・ブルックス
於:TOHOシネマズ日比谷

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